呼び込み屋たちの挽歌


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僕は、この世で最も変化の激しい業界は、「呼び込み業界」だと思っています。

「呼び込み業界」。それは、夜の街に立って自分の店へ客を誘っている人たちで構成される、殺伐としたシーンです。
彼ら彼女らは、飲み屋とかカラオケとかその他のお店の店員。どんなに寒い日でも、どんなに暑い日でも、決してへこたれず、一生懸命呼び込みをしています。

基本的には街を歩く人たちから、ウザがられ、無視される存在の彼ら。そんな彼らは、生き残るために、知恵の限りを尽くしています。

先日、某駅付近で、僕はいつものように呼び込み屋の執拗な攻撃を交わしていました。
すると、呼び込み屋のうちの一人の顔が急に青ざめ、おなかを押さえてうずくまってしまったのです。
何やら微妙に痙攣とかしています。さすがにちょっとタダごとではなさそう。周囲の呼び込み屋や通行人も数人立ち止まりオロオロしています。携帯に手をかけ救急車を呼ぼうとしている人もいました。

その呼び込み屋は、しばらくの間おなかを押さえて地面にうずくまっていましたが、やがて、声を絞り出すように、必死の形相で、こう言いました。
 
 
 
「すみません、どなたか、私と一緒にお店に行っていただけませんか……」
 
 
 
呼び込みかよ! 芸が複雑すぎて呼び込みになってねーよ! 考えすぎなんだよ!

呼び込み業界は、ここ最近、再び新しいステージを迎えたようです。
いったいどこまで進化するんですかね?

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