ゴーギャンが「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」を書いたときの精神状態について


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タヒチといえば「南海の楽園」。画家ゴーギャンが長期滞在し、数々の名作を残したことでも有名です。
ゴーギャンのタヒチ関連作品群のうち、最も有名なものの1つは、これだと思います。

gauguinl2004050101「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」
1897年
油彩 カンヴァス 139.1cm×374.6cm


神話的な雰囲気を持つ絵画と、哲学的な響きを持つタイトル。
素敵です。見ているこちらまでもが、厳かな気分になってしまいます。

ゴーギャンは何を思いこの絵を描き、そして何故、この絵にこのようなタイトルをつけたのでしょう?
きっと何か、とても深い理由があるに違いありません。長い間、僕はこのことについて、色々と思いを巡らせてきました。

しかし最近、友人と話していて、この長年の疑問に、全く今までと違った角度からの、あまりにもくだらない新説が現れたので、ご報告いたします。

実は、タヒチは、とても物価の高い国だそうです。

聞いた話だと、

  • タクシー初乗り:1,500円
  • ランチ平均:2,000円~3,000円
  • ディナー平均:8,000円~10,000円
とのこと。

タヒチと言われてまず頭に思い浮かぶのは、美しい海、暖かい気候、恵まれた自然、そして素朴で優しい人たち。そんなところでしょうか?
ゴーギャンは、タヒチのそんなところに惹かれて、移り住んだのでしょう。
しかし、出会った現実は、とんでもなく高い物価。この島にはお金の概念なんかないくらいに思っていたのに、どこに行っても大金をむしりとられるばかり。誰と話してもお金の話。がめつく確実にメイクマネーしていく腰ミノ一枚の現地人たち。その腰ミノスタイルすら打算の産物。

もしかすると、ゴーギャンは、そんな現状に深く嘆息し、あの絵にこのようなタイトルをつけたのかもしれません。
もちろん超ニヒリスティックな気分で、自虐的に半笑いで。

 
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ありえない珍説ですが、こう考えるだけで、歴史上の偉大な芸術家であるゴーギャンが、とたんに、

「まあ、飲みにでも行こうぜ」

と肩を叩きたくなるくらい身近な人に思えてくるから、不思議です。

偉大なものは、しばしば偉大ではない人や事、誤解や失敗から生まれてくると、よく言われます。だから、素晴らしい作品を作ったり、素晴らしい発明発見をしたり、偉大な業績を残したからといって、その人自身の人間性とはあまり関係がない、と。
もしかしてもしかすると、可能性としては、この作品も、その1つなのかもしれませんね。

小鳥は、ゴーギャンが大好きです。

tahichi2004050102

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