Coccoの「ゴミゼロ大作戦」を観た


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ものすごく強くて優しい力を見て、感動しました。

歌と沖縄をこよなく愛するCoccoの、ドキュメンタリーDVDです。

 
Heaven's hell
Cocco

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(情報提供元:bricklife.*

 
数年前のNEWS 23で見た人もいるかもしれませんが、それの完全版です。
映像は、Coccoが歌手を辞めた翌日から「ゴミゼロ大作戦」に至るまでの軌跡を、丹念に追っていきます。
Coccoへのインタビューも、ふんだんに入っています。

 
 
数年前、突然引退したCoccoは、故郷の沖縄に帰り、そこでゴミに埋め尽くされた風景を目の当たりにします。
それから約2年間、黙々とゴミを拾い続けますが、拾う側からゴミが捨てられていき、いつまでたってもらちがあきません。

自分にできることは何かないだろうか。何か具体的な。
そう考えたCoccoは、歌を歌うことを思い立ちます。

歌う曲は、Coccoがゴミを拾いながら口ずさんでいた、1曲だけ。
10分足らずのコンサート。

沖縄の中高生たちを集め、合唱団を作り、吹奏楽部の協力をあおぎ、
夏休みいっぱいかけて練習をして、
ボランティアスタッフを募集し、ポスターから何から何まで全て手作りの、小さな小さなコンサート。

Coccoは、彼女の言葉を借りると、「あーちゃん(Coccoのこと)が10周走ったら、1周はついてきてくれる人がいるかもしれない」ことを信じて、頑張ります。
このコンサートへの入場は抽選制でしたが、外れた人にも1人1人、ごめんなさいの手紙を書いて送ります。
アメラニアン(沖縄人とアメリカ人の混血)の子供たちも合唱団に加えます。
沖縄中の学校を自分で周り、協力のお願いをします。

合唱や演奏練習の合間に、中高生に向けて、彼女自身が15歳のときから持っている曲「Raining」を、弾き語ります。

イベント前日、Coccoはみんなを集めて、言います。
「あーちゃんね、本当にみんなにありがとうって思ってるし、みんなのこと忘れたくないの。でもバカだから、1人1人の顔と名前を覚えられないんだわさ。だからね、もし今後街で会って、あーちゃんがみんなに気づかなくても、お願いだから傷つかないでね。それあーちゃんが悪いんだから。そして、お願いだから、街であーちゃんを見かけたら、あーちゃんに『わたしだよ!』って声をかけてね欲しいの。あーちゃんバカで本当にごめんなさい。でも忘れたくないから。お願いね」

Coccoは、言葉が下手で、言いたいことが伝わらない、でも一生懸命何かを伝えようとしています。彼女か語る1つ1つの言葉が、ぎこちないながら、どれをとっても借り物ではない、彼女自身の言葉で。胸を打ちます。

そして8月15日。Coccoが言うところの、「日本人が、1年で一番強く世界平和を願う日」に、
それは開かれました。

結果は……

 
 
 
 
 
 
 
Cocco2006020601
大成功。言葉にならない歓喜の叫びをあげ、涙ぐむCocco。
彼女がひとりで口ずさんでいただけのその歌は、
多くの人の感動と共感を呼び、
日本中で話題になり、
その後、この「ゴミゼロ大作戦」は毎年開かれているようです。

 
 
歌の力。
何か行動を起こすことの力。意志の力。
自分を信じて、自分のできることをする力。
多くの人の力。愛の力。

沖縄の見るからに気持ちよさそうな空と太陽の下で、
何やら色々な、無邪気で善なる力が集まって、
このイベントは成功したのだと思います。

そして、こういうことは、世界中のいたるところで、僕が知らないまま起こっているんだろうなあ、とも思います。
マスメディアが流す希望がないギスギスしたニュースの裏で。

 
 
いやーCoccoはやはりCoccoですね。
久しぶりに新曲も出るみたいだし。ホントいいタイミングで観ました。

あと、やはり筑紫哲也はいいなあと思いました。
色々批判はあるのは知っていますが、彼は少なくともこの種の活動に目が行く。そういう優しい視点を持っている。
僕は好きです。

元気がない人や、普段生活していた「なんかこうじゃないよなあ」と思っている人は、ぜひ一度、このDVDを観てみてくださいな。
観終わったあと、ポジティブな力が自分に芽生えているのを感じると思いますよ。

 
 
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Cocco

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