デトロイト・メタル・シティに見る職業倫理


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世間はすっかりWiiで盛り上がっているようですが、
僕は本当にいろいろと事情が重なり、
未だWiiを手にしておらず(泣)、
その代わりに週末は、話題のバカ漫画
デトロイト・メタル・シティ」を読んでました。 

  
デトロイト・メタル・シティ
若杉 公徳 (著)

[Amazonで詳細を見る]

 
デトロイト・メタル・シティは、カヒミ・カリイ好きの気弱なバンド青年が、
何故だか超凶悪なデスメタルバンドのボーカルとして、
インディーズシーンでカリスマになっていくという、
「なんでオレがこんな目に」系のギャグ漫画です。

Amazonで1位、タワレコでもスペシャルイベントを行い、今何かと話題とのこと。

評価は賛否両論。
「超笑える!」とか「下品!」とか、
「メタルをバカにしててムカつく」とか「いや、このノリが最高!」とか、
いろいろ言われているようですが、僕が読んでみて強く感じたのは……

主人公の根岸の、ある意味では職業倫理ともいえる態度、でした。

 
だって(以下は読んだことある人限定)、
根岸は、なんの因果か知らないけれど、

 
Dmc2006120401_1まったく自分が関わりたくない人たちに尊敬され、


Dmc2006120402まったく自分がやりたくないことをやらされ、


Dmc2006120403まったく自分が受けたくない評価を受け続けてるんですよ?


その意味では、「エリートヤンキー三郎」と似てますよね。
ただ平和に暮らしたいだけの三郎が、兄が伝説的な
ヤンキーだったからという理由だけで、高校の番長
仕立て上げられてしまう、という。

 
でも、三郎と根岸の決定的な差は……
三郎は、あくまでも状況に流されるだけで、
ただただ嫌だと思ってるだけなのに対して、
根岸は、いざライブのステージに立ったり、
収録が始まったりすると、
一応ちゃんと期待に応えようとするところだな、と。

なんというか、ある意味、偉いですね。
今の仕事はやりたくない仕事かもしれない。
評価されればされるほどドロ沼かもしれない。
でも、待ってるファンがいるし、事務所の仲間やメンバーもいる。
そいつらのために、一応一生懸命やる。

そして、キッチリやりこなして関係者を全員大満足させた後、
ひとり家に帰り、激しく後悔する……

 
頑張り屋さんです。同僚としてはとてもいいかもしれません。
その無私の心にほだされて、つい応援したくなっちゃいます。

応援されて人気が出たら、また落ち込むのでしょうがw

 
あなたの周りに、もし根岸タイプの子がいたら、
どうぞ今日は、その人をいたわってあげてください。

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