世界で一番可哀相な技術書が届きました


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それは「Google Waveの解説本」。

 
Googlewave2010082301

 
そう、以前に紹介した、この本が出る直前にGoogle Waveの開発中止が正式に発表され、恐らく初の自著だったと思われる@technohippyさんが嘆きの呟きを繰り返していた、あのGoogle Wave解説本です。

この本で381ページに渡って解説されているサービス自身は、その提供が中止され、もう使うことができないのですが、それでも本は出版され、僕の元まで届いてきました。

お通夜に参列するがごとく神妙な面持ちで、静かに、ページをめくってみます。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Googlewave2010082302Google Waveが今後成功するかどうかはもちろん誰にもわかりません。しかし、少なくともGoogle Waveによって「リアルタイム」という今後進むべき方向が示されたことは確かです。
Googleによる挑戦は失敗に終わることもありえます。しかし現在のネット上でのコミュニケーションが最上のものとはいえない以上、それを根本から立て直そうという試みはGoogle Waveが最後になるとは思えません。もしそのような試みが続けて行われるとしたら、Google Waveの同類はまた世界のどこかに現れるでしょう。(P1。太字は僕)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
予言してる(泣)。

きっとうっすらと予感があったのですね。「Google Wave、ダメかも……」っていう……
なんといいますか、技術書でありながら、なしには読むことができません。

ただ、技術以外のところをザッと読んでみて、「Google Waveというコンセプト」自体は確かに野心的で素敵なものであることは、よく理解できました。
コンセプト、それは、この本によると、

Googlewave2010082303● 利用者同士がコミュニケーション・コラボレーションできる
● リアルタイムにやりとりできる
● 各種マルチメディアを扱える
● 多人数が同時に参加できる
● 会話の内容は過去にさかのぼって確認できる(P5)

ということ。確かにこのような要素は、今のネットに求められている気はします。

Google Wave自体はできることが多すぎて全体として曖昧な印象になってしまったため、残念ながら日の目を浴び続けることが出来ませんでしたが、基本的にオープンソースなものでもあるので、いつの日か、このコンセプトを生かしたもっと良いツールが出てくるのかもしれませんね。

もしかすると、この本の著者、あんどうやすしさんが、何か開発するのかもしれません。
その開発資金になるかもしれないので、みなさま予算に余裕があれば、この本をぜひお買い求めください。

 
 
Google Wave 入門 サービス概要、APIからオープンソースWaveサーバーまで――リアルタイムWebの最前線
あんどうやすし (著)

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