中二病なピーターパンがすごい!:『PAN』感想


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ただいま絶賛上映中の映画『PAN』。
普通の少年がピーターパンになるまでの「ビギンズ」を描いている作品です。

僕は(ありがたいことに)ご招待いただいて観たのですが、素晴らしかったですよ。
ピーターパンの中二病っぷりが!!!
以下、ストーリーのネタバレなしで、できるだけこの感動を伝えようかと。

ピーターパンの最大の特徴を言えば、「空を飛べる」です。
みなさん、もし空を飛べたら、どう感じると思います?

無邪気に「わーい!」と楽しんで大空を舞うでしょうか?
どこまで上に行けるか確かめるでしょうか?
上空から夜の街を見渡してウットリするでしょうか?

うん、そうね、そういう風に考えますよね。
でも、僕は思うんですけど、もし人が実際に空を自由に飛び回ることができるようになったら、まず最初に思うことは、

 
「フッフッフ、我は手に入れたぞ。この『力』を!」

 
といった、中二病チックな全能感なんじゃないでしょうか?
不敵な笑みを浮かべ、自分が「選ばれし者」だと思っちゃうんじゃないでしょうか?

『PAN』のピーター(後のピーターパン)も、そうなのです。
彼がそれなりに苦労して空飛ぶ力を会得した辺りは映画のクライマックスなのですが、もう大画面のスクリーンいっぱいに、

 
「フッフッフ、我は手に入れたぞ。この『力』を!」

 
というピーターの不敵な笑みが、延々と映しだされるんですよね。
僕は基本的に中二病大好きなのですが、そんな僕でさえ途中から赤面し目をそらすほどの、圧倒的な中二感ががずーっと続くのです。

すごいです! この演技を許した監督、編集段階でこれを採用したスタッフ、みんなすごいです。リスペクトするほかありません。

それと、副次的な効果として、「ピーターパン」に抱いていたモヤり感が、かなり解消されました。
ディズニー・アニメのピーターパンって、今の価値観で話の中身を考えてみると、いろいろ微妙じゃないですか? 「大人になりたくない永遠の子ども」とか、「子どもと大人が剣でバトル」とか、「原住民的ポジション」とか「女性は母」とか。人種差別、性差別と受け取れなくもない描写が散りばめられている。

でも、映画『PAN』を観て、ああ、ピーターは中二病なんだ、と思うと、全て許せる気がしてきました。

映像クオリティもすごいし、ストーリー(脚本)もよく練られている。SFXも演技も見事だし、特にルーニー・マーラ扮するタイガーリリーの衣装の美しさが最高です。
繰り返しますがタイガーリリーの美しさは最高です。ほら!

Tigerlily20151105

最近「過去の名作アニメのスピンオフ的実写映画」が流行っていますが、この『PAN』はその中でも相当感動的だしイケてると思います。
もし機会があればぜひ観てみてください。きっとお値段以上だと思います。

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