阿部寛が凍ってる映画『エヴェレスト 神々の山嶺』


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「どんな映画だった?」と聞かれたら、僕ならひとことで、こう答えます。

「阿部寛が凍ってる映画」

はい、現在絶賛公開中の映画『エヴェレスト 神々の山嶺』のことです。

夢枕獏(←文章の天才。僕はこっそり「日本のスティーブン・キング」と呼んでいます)の名作『神々の山嶺』の映画版です。ものすごく気合が入っています。ちょっと公式サイトから引用&編集してみましょう。

野心家のカメラマン深町誠には、岡田准一。 深町と対する羽生丈二に、阿部寛。 そして、二人の男に運命を翻弄される岸涼子に、尾野真千子。 監督を務めるのは『愛を乞うひと』の平山秀幸。脚本に『ふしぎな岬の物語』の加藤正人。

標高8848M、氷点下50℃、最大風速は50M以上、呼吸すら困難な、まさに“極限の世界”エヴェレスト。本作では日本映画史上初、実際にエヴェレストの標高5200M級での撮影を敢行! キャスト、スタッフ共に10日間掛けて高度順応しながら登り、1か月以上にわたるネパール・ロケに命懸けで挑んだ。

すさまじく迫力のある映画でした。
迫力の半分は、阿部寛と岡田准一の希薄に満ちた表情や叫び声、もう半分は厳しい山々の大自然です。

もちろん、山の迫力は凄いんですよ。エベレストの迫力もすごいし、日本の山の迫力だって負けてない。
ロッククライミングや吹雪の壮絶さたるや、すっかり山登りする気をなくすレベル(←褒め言葉です)。

でも、それと同じくらい、阿部寛と岡田准一の迫力がすごい。
岡田准一なんて、あれ、本当に全部が演技じゃなくて、マジで撮影中に半分くらい死にそうになってたんだと思うんですよね、

そして阿部寛。阿部寛、凍ってますからね。「阿部寛の人形かな?」と思いきや、本物の阿部寛でしたからね。

阿部寛って、眼力がちょっと、過剰に強いじゃないですか。そこが彼に独特のユーモアをまとわせてる、と僕は個人的に思っているのですが。

その眼力が、凍っても健在なのです。
阿部寛、凍ってるのに眼力強ぇ!
それだけで、厳しさの極限の最高に激しいシーンなのに、何故か笑ってしまうんです。
笑ってたの僕だけかもしれませんが。

どうも「霧吹きで自分を凍らせてた」らしいです。

岡田准一、阿部寛の役作りに脱帽 「霧吹きで自分を凍らせていた」

霧吹きで? どうやったんだろう?
「自分に霧を吹く→冷凍庫に入るなり雪の中に潜るなりする」を何度か繰り返すと、凍った阿部寛の出来上がりなのかな? 途中からは「冷凍庫に入れてもらうなり雪の中に入れてもらうなりする」になるんでしょうね。自分じゃあ動けなくなるから。
その制作過程はぜひDVDの特典映像で入れて欲しいです。

あと、この映画、「角川映画40周年記念作品」らしいのですが、そういう意味で興味のある点があります。
角川といえば僕的には、今やカドカワ株式会社代表取締役社長のかわんご(川上量生さん)なのですが、かわんごさんは、この映画のこと、どう思ったんだろう? って。

この映画は、全編を通じて、「狂気のレベルに達した昭和の気合と根性」みたいな世界観で覆われています。
そして、僕が彼のブログやインタビューを読む限り、かわんごさんって、そういうのに全然興味ないというか、むしろちょっと馬鹿にしているというか嫌いなんじゃないかという気がするのです。
なんたって40周年記念作品だし、相当予算もかかってるだろうから、観てないってことはないと思うのですが、どういう感想を抱いたんでしょうね?

だから、ぜひ、かわんごさんに、この映画『エヴェレスト 神々の山嶺』の感想を聞いてみたいです。
意外と好きだしむしろ感動した、だとしても、ああいうの全然理解できない笑っちゃった、だとしても、独特の視点と言語センスで、とても聞き応えのある感想が聞ける気がします。

とにかく、当ブログを読むような方にとっては、凍ってる阿部寛を見るだけでも観賞価値のある映画だと思うので、とてもオススメです。
もしお時間あったらぜひどうぞ。

 
 

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