こんなアメリカンドリームは嫌だ:映画『ファウンダー - ハンバーガー帝国の秘密 -』


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マクドナルドのある意味創業者、レイ・クロックを主人公にした映画『ファウンダー』(7/29公開)の試写を観せていただきました。

主役を演じるはマイケル・キートン。世界最大のブランドといってもいい『マクドナルド』の誕生秘話を扱っています。

どこまでが事実で、また、どこまでが公開情報なのかわからないので、内容に触れるのはやめておきますが……

素晴らしい映画で、えげつない内容です。

超えげつない。そんなに成功したい? そんなに成功を独り占めしたい? 成功すれば何してもいいと思ってる?
あらゆる観点から共感できません。

ゴールド』でも暑苦しい初老が精力全開でただただ経済的成功のみを追い求めますが、あっちにはまだ、少なくとも成功を分かち合う気持ちはあった。その奥には、信頼とか友情といったものがあった。

一方『ファウンダー』では、貪欲で、狡猾で、冷酷になれるヤツが勝つし、それがアメリカン・ドリームでござる、という哲学を感じます。

リトマス試験紙みたいなものです。
僕みたいに眉をひそめる人もいれば、感動し興奮し「これぞ成功者の哲学!」「自分もかくありたい!」と尊敬の念を抱く人もいるでしょう。
脚本の容赦のなさと、マイケル・キートンの正確な演技によって、観客側に「キミはどう思う?」と問いかけるような、そんな映画だと思います。

かくいう僕も、刺激を受けた部分が確かにあります。単なる「嫌なヤツの映画」ではありませんでした。
熱に当てられた、というか。そこがまた考えさせるんですよね。そんな映画でした。

 

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