Fik-Shunの超神ダンスと、その理由に涙腺がゆるんだ

昨今、ダンスのレベルは全体的にますます急上昇していますが、その中でも、やはりひときわ群を抜いて上手い人々がいます。

そのうちのひとり、Fik-Shunが、自分の踊りをさらに別次元にレベルアップさせていました。

Fik-Shunは若い(今22歳くらい?)ながら世界のトップダンサーです。
基本的にはポッピングやアニメーションにかなり寄ったヒップホップ/ダブステップ。トリッキーな動きの多様さと、関節の可動域の広さ、ボディバランスの凄まじさが特徴。

テイラー・スウィフトの『Shake it off』で宇宙人みたいな格好で踊っていた、あの人です。以下に、普段のFik-Shunのダンスを貼っておきますね。

しかし、WODで見せた彼のダンスは、使っている技術こそ変わりませんが、全く違う世界を生み出していました。
とてもエモーショナルなんです。感情表現が豊か。

どういう意味か?
自分の中にも多くの異論を抱えつつ、「だと思う」「な気がする」を多用すると読みにくくなるので、以下、あえて断定口調で自分の考えを書き出しますと……

僕はよく、最近のダンスの傾向(のひとつ)として、
ヒップホップの技術でジャズダンスを踊る
という言い方をします。

なぜ170億ドルの金塊が一晩で消えたのか? 映画『ゴールド』感想

マシュー・マコノヒー主演『ゴールド/金塊の行方』を見ました。
映画人が夢見る映画ってこういうのなんだろうな、と思いました。

CGに頼らず(頼りすぎず)、実際にロケして撮影する。
役のために、だらしなく太り、禿げ散らかして、曲がった歯を差し、醜い中年男になる。
伏線とサスペンスとミステリーが折り重なり、最後までどんでん返しに目が離せない。
愛、友情、裏切り、謀略がてんこ盛り。
人生の天国と地獄が目まぐるしく入れ替わる。
役者の演技力がものを言う。

MRIってあまりにもEDMすぎない?

Mriisedm20170607

ダンスの練習中に膝で「ボコッ!」って音がして、そのまま痛いのと力が入らないのとで立てなくなり2週間。
腫れがひいたので、先程、MRIを撮ってきたのですが……

MRIって、あまりにもEDMすぎませんか?

MRIは電流や地場を断続的に切り替えながら発生させるので、その際に機器が音を発するそうです。
しかし、部屋に入ったとたんに、

ヴーン! ヴーン! ヴーン!
ブィ〜ン! ブィ〜ン! ブィ〜ン!
プー! プー! プー! プー!
ビビビビビッ! ビビビビビッ! ビビビビビッ!

日本に詳しすぎる外国人【タリーズ事件簿】

今日の朝イチにやったことは新しく出た10.5インチのiPad Proを予約注文することだった僕ですこんにちは。

さて、今日もタリーズのあちこちで、簡易英会話学校が開かれています。日本人と外国人が2人1組になって、教材があるようなないような感じでフリートークをするスタイルです(どこで申し込めるんだろう?)。

僕の近くの席に座っているのは、マダムな日本人(50代くらい?)と、同年代くらいの外国人(屋内なのにテンガロンハットをかぶったまま)の2人。教材を使って、地名とかモノの名前(キューカンバーとか)の発音確認をしています。

仕事が忙しいし英会話学校での珍トークの数々は聞き飽きているので、特に注目していなかったのですが、ふと、楽しげな大きい声で、こんなやりとりが聞こえてきたのです。

BLAME!は全然むずかしくないって!

何千字でも話せるネタですが、要点だけに絞ろうと思います。2つ。

● 『BLAME!』は難しい話じゃないよ
● 『BLAME!』はB5の大型版の漫画を買うのが最高だよ

『BLAME!』は、『シドニアの騎士』の弐瓶勉のデビュー長編。劇場アニメ版が、いま10日間くらい限定上映しています(そのあとはNetflixで観れるらしい)。
美しい絵、ダークな世界観、格好いいギミックやガジェットの数々に、世界中で多くのファンを持っています。

僕はアニメの方はまだ観ていないのですが、漫画は、大型版を持っています。
そして、これがもう、最高なんです。

Blame2017052301

BLAME!では黒が多用されているため、紙面が小さいと
「はて、この黒く塗りつぶされている部分は何?」
と意味不明のわけわかめになりがちなのですが、大型版であれば、境界線のグレーや白線が目立ってくるので、絵的にとてもわかりやすいです。
むしろ改めて「『BLAME!』って、こんなに絵が上手かったのか!」と驚愕します。1ページ1ページが独立してイラストになるレベルの、丁寧で、オリジナリティもクオリティも高い絵です。

あと、BLAME!と言えば難解、BLAME!=難解、BLAME!は難解なところが良い、という評判が出回っていますが、僕はこれにも意義を唱えます。少なくとも大型版では、まったく難解な漫画ではないです。

ネタバレなしで話せるので説明しちゃいますが、BLAME!は「ロードムービー」です。未来的で荒廃した世界を旅する物語。道中には定住している人も主人公を追う人もいますが、それらの人にはそれらの人々の事情があり、ロードムービーという視点からみると、わかることもわからないこともある。あくまでも主人公は通り過ぎていき、事件に巻き込まれ、なんとかしてそこを潜り抜け、旅を続ける者です。
そもそもの旅の目的は、わりとハッキリと説明されているし、なによりロードムービーだと捉えると、旅の先々の場所や小物や人々の特徴が、謎というより、風景のように美しいものに感じられてきます。

【緊張Max】ダンスのレッスンに行ったら生徒が僕ひとりだった話

人間はできるだけコンフォートゾーン(気楽に気だるくしていられる環境)から出た方がいいといいますが、先日の僕は、あまりにも飛び出しすぎました。命の危険すらあった。

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先日、ダンスのレッスンに行ったんです。

新しいパソコンを迎え入れる前には、いろんなことが起きる

新しいMac様をお出迎えするために、ちょっとだよ、ちょっとだけHDDを動かしたら、いきなりHDDが死んだ。

ビビった。なんの前触れもなかったのに……

でも、死んだというよりは、狂ったと言った方が近いのかもしれない。Macから見ると「スライスされてない」とチーズ的なエラーメッセージが出て、Windowsから見ると修復ツールが立ち上がってくる。ところがその修復ツールを強制終了させると、そのあとは普通に中身が見れる。

なんだこりゃ。もう疲れた……寝よう……

ちびまる子ちゃんがむっちゃ可愛いことに気づいたのでメモるよ

すごく久しぶりに、ちびまる子ちゃんを観たんです。15年ぶりくらい?
そしたら……まる子がむっちゃ可愛いことに気づいて驚いたので、書かせていただきます。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』を観るべき人は?

先日、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の試写を観させていただきました。

おもちゃばこをひっくり返したような映画でした。アクション満載。ギャグ満載。キャラ満載。人間関係満載。SFX満載。
ちょっとせわしないな、と、疲れるくらい、サービス精神旺盛でした。この映画に詰まってない要素ってあるの? ってくらいでした。

そんな映画だったのですが、個人的にはですね、それとこれとは別に、ガジェット好き、新しモノ好き、テックニュース好きだった人には、ぜひとも観て欲しいのですよね。
特に、2006年から2012年くらいまでの僕がギズモードの編集長をしていた時期に、ギズモードや、あるいはエンガジェットやTechCrunchやギガジンなどデジモノ系/ガジェット系ニュースサイトを見ていた属性の人たち

この狭いターゲットの人たちが、息ができなくなるほど笑えるシーンがあります。僕は呼吸困難を起こしましたし、今でもあのシーンを観るためだけに映画館に足を運んでもいいなと考えています。ハリウッド最高じゃない? これだけ予算がかかった対策にに、これだけニッチなレーザーみたいなギャグを仕込むなんて。

もうすぐ読み終わってしまって寂しいので、事前に書いておく『みみずくは黄昏に飛びたつ』感想(追記あり)

良い本に出会うと、いつも発症する病気がある。『読むのを止める
』だ。
だって、もったいないじゃないですか。読み終わったら終わっちゃうじゃないですか。寂しいじゃないですか。その寂しさを埋めてくれる他の本なり映画なりなんなりに、すぐに出会える保証はないわけじゃないですか。

で、ただいま絶賛そのモードに突入しているのが、川上未映子による村上春樹へのインタビュー本『みみずくは黄昏に飛びたつ』。

ガチの村上春樹ファン、かつ本職の小説家である川上未映子が、村上春樹に聞きたかったこと、話したかったことを、全力を込めてぶつけまくっているこの本。僕が村上春樹に聞きたかったことが、村上春樹に言いたかった言い方で、北斗百烈拳のように浴びせかけられていて、良さの桜吹雪が舞うようでした。

「女性が性的な役割を担わされすぎていないか?」とか「それはマジですか?」とか聞いちゃんですよ? 川上未映子さん最高です。

過去作品や関連書籍の再読など、入念に事前準備をおこない、気合い充分で挑む川上未映子。
ラオウのごとき豪腕で切り開いたその先に見えるものは、一般的な「物書き」像とは全く違う、何も難解なことを考えていない、ほとんどバカみたいに見える村上春樹の姿。

「のれんに腕押し」という陳腐な表現が、まるで具体的な質量をもって感じられるかのように、川上未映子の渾身の一撃は、ことごとく宙を切る。
たとえば(楽しみにしている人のために、出し惜しみして)ひとつだけ例をあげると、先日出版された『騎士団長殺し』についての以下のやりとり。