最近、僕の実家に、ネズミが出没するようになったので、母が玄関にトリモチを仕掛けておいたら、なんと本当にネズミが引っかかってしまったとの事。
ある朝、玄関に出てみると、トリモチの罠にかかって、ネズミがくたばっていました。
母は大狼狽しました。
「だって、死んだネズミなんて、どうしたらいいのよ!?」
捨てればいいじゃん。
「無理無理絶対無理! 触れるわけがない! 気持ち悪い!」
いやでもそのままずっと玄関に置いておくわけにはいかないでしょう?
「そうなのよ。それでお母さん困り果ててねえ……そしたら、タイミングのいいことに」
タイミングのいいことに?
「宅急便のお兄さんが荷物届けに来たのよ。だからお母さん、必死で拝み倒したわけ。
『お願いします! このネズミを、ゴミ捨て場まで持っていってください!』って」
マジで!?
「お兄さん、『ああ、いいですよ』って、気持ちよく持ってってくれたわ」
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きっと全国各地で、宅急便のお兄さんは、このように、本来の業務と全く関係のない雑用を言い渡され続けているのでしょうね。
宅急便配達、大変な職業です。いつもお疲れさま。