「NEUTRAL」という雑誌が創刊されました。
旅雑誌です。「Travel for life」というキャッチコピーがついています。
普通の旅の情報誌とは一味違って、写真も美しく、テキストも充実しています。
記念すべき創刊号の特集は「美しきイスラムという場所」。イスラム/アラブ諸国がテーマです。
最近、あの辺の地域といえば、まさに言葉どおりの「殺伐としてる」という印象しかもたれない方も多いでしょう。
「ああ、なんか時々車に乗った人が爆発してるトコでしょ?」
ぐらいの認識しかない若者もいるかもしれません。
「NEUTRAL」は、そんなイスラムに、カルチャーの観点から切り込みます。
例えば、イスラム建築やオイルレスリングの男たちの美しい写真群。
例えば、イスラム美術の紹介。
例えば、料理/音楽/映画/言語/宗教などのカルチャーリストアップ。
例えば、学校や生活事情などのレポート。
「NEUTRAL」が描き出すイスラム世界は、歴史の重みがあり、洗練されていて、普通の人々が暮らしている、親しみやすいワンダーワールドです。
これ読んでると、本気でちょっとイスラム世界に行きたくなります。新しい発見がたくさんある雑誌です。オススメ。
さて。
この雑誌に、不詳小鳥のコラムが掲載されています。
テーマは……小鳥常連の方ならもう察しがついているかもしれませんが……そう、4月25日に「小鳥(a little bird)」上に書いた、「【投稿】もしイスラム諸国を旅していて、こんなシーンに出くわしたら、イスラムが好きになると思います【募集】」です。
この記事に投稿していただいた皆様のヨタ話をいくつかリストアップして、この雑誌に載せました。
チョイスさせていただいたのは、以下の方々の度が過ぎた妄想です。
- naoさん
- reiさん
- やっさん
- えふさん
この「NEUTRAL」、何やら青山ブックセンターでは即日に完売したり、Amazonの売上ランキングでは 1,776位まで来ていたりと、なかなか好調のようで、何よりです。
次回は10月末に刊行予定で、テーマは「美女のルーツ」だそうです。ということは美女の写真だらけになりますね……気を長くして、楽しみに待つことにします。