「ABC」の愛称でお馴染みの青山ブックセンターが、破産して全店閉鎖されたそうです。
Yahoo!News:「青山ブックセンター閉店 破産申し立て受け」より:うわーすげーショックだなあ。特に青山店は、一番好きな本屋だったのに……六本木店も重宝してたのに……
芸術書を中心にした特色ある品ぞろえで知られる東京の書店、青山ブックセンター(本店・東京都渋谷区神宮前、磯貝栄治社長)が16日午後、本店や六本木店、自由が丘店など7店舗すべてを閉鎖した。
関係者によると同日、債権者である取次店から東京地裁に破産の申し立てがあり、閉店を決めたという。
民間の信用調査会社によると、同センターは1980年に六本木店を開店したのを皮切りに、青山、広尾、新宿などに書店を相次いで開店した。アート、写真、デザイン関係の書籍を中心にした品ぞろえに定評があり、深夜営業やインターネット上のオンライン書店など活発な事業を展開した。
しかし、長引く不況でハードカバーなど高額書籍の売れ行きが鈍るなど業績が悪化。昨年3月には六本木の2店のうち、1店舗を閉店。今年4月にはオンライン書店も閉鎖した。
でも確かに、最近は、ちょっと気の利いてて大きい本屋なら、ABCの品揃えを真似てるから、
「ま、わざわざABCまでいかなくてもいいか」
って思うことも多かったのも事実。
あの近辺のクリエイターやメディア系の方々の中には、時々、「資料集め」と言っては仕事をサボって、あそこに入り浸るのを精神安定剤にしていた人も、多かったのではないでしょうか?
そんな甘い日々も、昨日で終わりです。明日からはちゃんと机に齧りついて、奴隷のように働いてください。
この調子じゃあ、ヴィレッジヴァンガードとかも危ないんですかね。どんどん好きな場所がなくなっていくなあ……