ちょっと、すごい遅い情報ですが。
ブログ「週刊!木村剛」が、本に、しかも雑誌になっています。
月刊!木村剛 vol.1
「こんな年金改革で満足できるか?」
名づけて「月刊!木村剛」。「週刊!木村剛」内のコラムに加え、特別対談やマンガ、その他もろもろ、盛りだくさんの……
……えーっと……何と言ったらいいのか……
新感覚★経済エンタティメント・マガジン
ですかね?
僕も、謝辞を書いて掲載していただきました。また、この本の中には、各所に「小鳥(a little bird)」の名前が出てきていて、恐悦至極です。
良かったら買ってみてくださいな。
この「月刊!木村剛」、雑誌だってところが、凄いです。
有名人ブログの書籍化は、まあ判ります。自分の時間を売ってる生きている芸能人が、ブログやるのに何か理由をつけるとしたら、
「ブログの書籍化→印税」
ぐらいしか思いつかないですからね。
でもね、雑誌ですよ。ってことは定期刊行物ってことですよ。最初のうちは赤字でもとにかく発行し続けるのでしょう。凄い金かかります。
確かに木村剛のブログは日々更新されていて、トラックバックも日々ついていきます。
コミュニティの生成としては、成功しかかっている気がしています。何しろ参加資格は、入会とか会費とかなくて「トラックバックが打てること」だけという敷居の低さだし、木村さんはトラックバックの内容を日々フォローアップしているし。
けど……なんか……ちょっと早すぎる気がしませんか? とりあえず書籍を出して、反応を見て雑誌化するとかじゃ、いけなかったんですかね?
……いけなかったんでしょうね。そんなのまどろっこしくて、待てなかったんでしょうね。
さすが木村剛です。誰よりも早く、誰よりも深いところに突っ込む。敵は、
「ええっ!? もう!? しかもそんなに深く!?」
と驚愕し、全く追いつくことが出来ない。
そしてその特攻の力強さは、目の前の障害をものともしない。
極めて強引です……何かに似ているような……
そうだ、これは日向小次郎じゃないですか。タイガーショットの時の。
アルキメデスの涙より:
そういえば木村剛さんもセンターフォワードでしたね。
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木村剛さんの「ブログを軸にした展開」、きっとこれだけではないのでしょう。これからも矢継ぎ早に、
「え!? そんなことやるの!?」
という施策を打ち出し続けるんだと思います。
このようなチャレンジ精神は、大好きです。
個人的には、目が離せません。参考になるものは何もないですが(敢えて言うと、村上龍「JMM」とか「ほぼ日ブックス」くらい?)、是非とも成功して欲しいと思います。
というわけで、おひとつ買ってみてはいかがでしょう?