椎名林檎が「『禁煙セラピー』で禁煙に成功した」と言ってるそうですね(情報元:ネタフルさん)。
「禁煙セラピー」で禁煙する芸能人、すごい多いですね。確か今田耕司とかもそうじゃなかったかな?
かくゆう小鳥も、だいぶ前の話ですが、この本で禁煙した人間の一人です。
一方で、この本を読んでもやめられない人もいます。やめてもまた吸いはじめてしまう人もいます。
そんな人のために、「禁煙セラピー」に書かれていないことを補足する目的で、
僕が考える「『禁煙セラピー』を読むコツ」
を、簡単に以下に書くことにします。
この本を読んでもやめられない人
たぶん、飛ばし読みしたり斜め読みしたりしているのではないでしょうか?
この本は、「喫煙がいかに意味のないものか」「いかに今すぐやめても構わないものか」を、色々なアプローチで説明しています。人が喫煙をやめられない理由はさまざまなので、この本に書かれているどのアプローチがあなたにとって有効なのか、それも人それぞれです。
もちろんタバコを吸う/吸わないは人それぞれなので、吸いたいなら吸ってて構わないのですが、もしタバコをやめたいのに、どうしてもやめられないのであれば……この本を、徹底的に読んでください。大事なところには線を引いたりして、ボロボロになるまで読んでみれば、最初は気づかなかった文章で、急に開眼してやめられると思います。
やめてもまた吸いはじめてしまう人
基本的には、しっかりと読み込んでいなかったんでしょうね。または、長い時間が経って、喫煙の恐ろしさを忘れてしまったのかもしれません。
また吸いはじめてしまった人は、もう一度読み直しましょう。そして、自分の頭で、本の内容を整理し、真剣に喫煙行為の意味について考え直して見ましょう。
「この本だってどうせ洗脳の一種でしょ」と、書かれている内容を軽んじている人
僕が思うに、この本に書かれていることは、洗脳ではありません。この本に書かれていることこそが、喫煙という行為の「真実」だと思います。
真実すら「これも洗脳でしょ」と退けると……結局、「タバコをやめたいのに、いつまでたってもやめられない」という、タバコの奴隷のまま生きていくことになってしまいます。
タバコをやめた後に
凄くこの本を読み込んだとしても、人間ですから、内容を忘れてしまうこともあります。
なので、もし可能であれば、半年に1度くらい、読み直すことをおススメします。
ザッと斜め読みで構わないのです。もう禁煙してるわけですから。でも、読み直すことで、気持ちを新たにすることができるでしょう。
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喫煙というのは、要は麻薬中毒です。だから「やめたいのにやめられない」んですね。禁断症状が出ますから。
もちろん、タバコを吸いたい人は、吸ってて構わないと思います。健康に悪いのかもしれませんが、既に世の中には健康に悪いものが満ち溢れていますし、それにも関わらず人間の平均寿命は伸び続けています。タバコの毒ごときでは人類は絶滅しないんですね。
しかし、「タバコをやめたい」のに「やめられない」のは、大きな問題です。ダイエットに似てますね。
タバコをやめた人間から言わせてもらうと、タバコを吸うのは、本当に無駄です。喫煙は何の役にも立っていません。気晴らしにすらなっていません(気晴らしになってると思うのは、禁断症状が作り出した嘘です)。だから、もしタバコをやめたいと思っているのであれば、この「禁煙セラピー」をしっかりと読んで、しっかりとタバコを吸わなくなっちゃってください。