ケリーかブッシュか、明日の夕方ごろには大統領選の結果が出るみたいですが、ネットの片隅では、「米国人以外が投票する米大統領選」というのをやってたサイトがあるようですね。
Globalvote 2004
- where non-americans get to vote - have your say in the US election
これを見る限り、ケリーの圧勝ですね。トータルでは、ブッシュ9%に対してケリー77.1%。接戦だったのは中東のみで(イスラエルの影響?)、その他では、ブッシュは10%を切るかやっと超えるか程度です。
投票数が多かった国はドイツ、イギリス、カナダ。総投票数は113,552。その他の詳細は上記サイトをご覧ください。
インターネットを使ってるのは、どの国でも比較的ハイクラスな人たちでしょうから、そういう人たちの間では、ブッシュは凄く人気がない、ということなんでしょうね
ただ、何故だか「ケリーが凄く人気がある」ような気が、どうしてもしません……ブッシュへの反発票なのではないかと……。そういう人が最強国の大統領になるというのは、それはそれでどうなんでしょうね?
僕ですか? 僕は、どうだろう……純粋に日本のことだけを考えたら、短期的視点では、比較的親日なブッシュの方がいいのかもしれないですが……やっぱりケリーですね。話し出すとキリがないのでやめておきますが、個人的に、ブッシュとその周辺の層が目指す方向へは、世界は行ってはいけないのではないかと思っています(かといって、「ケリーがいい!」とは全く思ってないのですが。つまり消去法で言ったらケリー、くらいなんですよね……)。
まあ、浅薄な知識の上での熟考を重ねていない意見なので、はなはだ自信がないですが……僕にはやはり、基本的には、例えば以下で紹介しているDVDや本のような視点がしっくりくるんですよね。たぶんずっと昔から。
さて、実際はどうなるんでしょう。あと24時間以内に判ります。
レイジやマイケル・ムーアも敬意を表するアメリカにおける最も重要な「アメリカ批判者」であるノーム・チョムスキーのインタビュー。
パレスチナ、イスラエルの国境を越えた子供たちの交流を描くドキュメンタリー映画。
同時テロが起きた9月11日にちなんで、世界の映画監督11人が、ひとり【11分9秒1フレーム】という時間枠の中で“9.11”をテーマにして製作した短編集。
E.W.サイードの代表的著作。西洋による上から見下ろしたような東洋理解についての批判書。