「「脳の右側で描け」のワークショップ」でも紹介したことのある、アーティストの斉藤先生は、右脳派を絵に描いたような人で、ときおり言動が意味不明です。
先日、教室の最後のほうだけ、ちょっとおじゃましました。
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教室は通常
- 午前中は講義(例えば切り絵の回だったら、代表的な切り絵の紹介とか、コツとか)
- 午後は絵を描く(みんな好き勝手。寝てる人とかおしゃべりしてる人とかもいる)
- 夜にその日描いた絵をみんなに見せ合って、斉藤先生や他生徒から、かなりポジティブなフィードバックをもらう
僕が部屋に入った関は、フィードバック中で、斉藤先生が満面の笑顔で、朗々とこう言ってました。
「今日も元気だ! 指の色がいい!」
僕が来るまでの間……
いったい何の話をしていたのでしょうね(泣)!?
僕も、もう何十年も生きていますが、「いやあ今日は指の色がいいなあ。なんか元気だなあ」と思うシチュエーションに陥ったこと、一度もないです……
でも……なんか妙に説得力があると思いませんか? 確かに指の色がいい人は元気に決まってる、という気がします。
斉藤先生はもしかしたら、健康に関して、僕が理解できないような何かを右脳で直感的に把握したのかもしれません。これからは、毎日指の色に注意していこうと思います。
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