「クラリネットこわしちゃった」という歌が好きです。
あの歌の歌詞には、一人の人間が徐々にしかし確実に狂っていく過程が、つぶさに描かれています。
表にすると、以下のような感じですかね。
歌詞 | 状態 |
---|---|
僕の大好きなクラリネット | 愛しさの告白 |
パパからもらったクラリネット | 郷愁 |
とっても大事にしてたのに | 後悔 |
壊れて出ない音がある | 事実確認 |
どーしよ | 狼狽 |
どーしよ | ストレス |
オー | 発動 |
パッキャマラド パッキャマラド パオパオ パンパンパン オー パッキャマラド パッキャマラド パオパオパ | ![]() 発狂 |
最後の「オー」の部分で、突如精神のたかが外れ、急速にエヴァの暴走みたいなことになっていく様の表現が、見事です。
可哀想に。もはや自分でも、何がなんだか判らなくなってしまっているのでしょう。
今後僕の人生の中で、父に買ってもらったクラリネットが壊れてしまって出ない音があることを知ったとしても、気を落ち着けて、冷静に対処しようと思います。
モーツァルト:クラリネット五重奏曲
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