かつて友人と、
「もし宇宙人が来て、1人だけ人類代表を出せって言われたら、誰を出す?」
という話をしていたとき、全員一致で、
「やっぱビョークじゃね?」
という結論に達したことがあります。彼女なら異星人とでも、対等に張り合えるだろう、と。
まあ、そのくらい、ビョークは現存するアーティストの中では突出しているとは思うのですが、昨今では、彼女を指して、「キモくない?」という意見もままあるようです。
悲しいことです。本当のビョークを知らないなんて。
そんなあなたにオススメの映画かあります。20歳のビョークの、初映画出演の作品です。
このときのビョークは既にアーティストとして8年のキャリアを積み、シュガーキューブスのボーカルとして世界的にメジャーな存在でした。確か子供もいたはず。
で、映画では素朴な少女として主演しているのですが……
写真だけじゃ判らないかもしれないですが、なんというか……
普通に、可愛いんですよ。もちろん、無国籍な感じとか、年齢不詳な感じとか、骨格がよく判らない感じといった、ビョークならではの不思議さは当時からあるのですが、それでも普通に可愛い。
その他、ソロデビューアルバムのジャケも、普通に可愛いですね。
それが数年後にはこんなになるのだから、人生は判らないものです……
ビョークは、なんというか他に似たものがないので、まあいないと思いますが、もし万が一聞いたことがないという人がいたら、今すぐレコード屋に行って全部借りてきてください。
そうそう、ビョークがReebokの靴を履いて写ってる号のCut、もしよかったら、どなたかくださりませぬか……
ビョークが行く
エヴェリン マクドネル (著)
ビョークの世界
イアン・ギティンス (著)