……ふぅ、バレンタインが終わりましたね。
僕の周囲では、あちこちで、
「僕は甘いものが嫌い」
「モテなど必要ない」
「やっぱり食い物はministopが一番だ」
「こんなんならない方がいいっす」
「もうどうにもならん」
などの嗚咽とも怨嗟ともとれる声が聞こえ続けていました。
そんな折、BLACK blog 徒然草のJ君に、こんなサイトを教えていただきました。
このサイト、記事冒頭であげた人々の泣き言などドラクエでいうとレベル2か3くらいではないかと思えるほど洗練に洗練を重ねた思いが、5・7・5の調べに乗って高らかに謳いあげられています。
例えば、以下のような感じ。
- 賞味期限 わたしもチョコも 崖っぷち
(女性/66歳/主婦)もう落ちているのでは……
- 今年こそ 想定外の チョコを待つ
(男性/70歳/無職)人は一生悟れないのか……
- 義理のチョコ やたら入れ歯に からみつき
(男性/66歳/無職)意味不明なのにすごい説得力……
- デパ地下で チョコ買う夫 見てしまい
(女性/34歳/主婦)優しくしてあげてください……
- 髪とチョコ 減りゆく数を 嘆く父
(女性/18歳/高3)あのね、優しくしてあげてください……
- 義理チョコも 絶えて男の 冬ごもり
(男性/71歳/無職)本当に最終章ですね……
- 義理チョコの あてもなくなる リストラ後
(男性/43歳/自営業)近いうち良いことがありますように……
- もういいと 言えぬ豪華な 母のチョコ
(男性/62歳/無職)言えないね、言えないよ……
悲哀。
人は悲しみを抱えて、それでも5・7・5の詩にして笑って生きていく、そんな存在なのですね……
バレンタインデー、深くて哲学的な1日です……
ボビー流
ボビー・バレンタイン (著)