誰かが言いました。「テンプレとは作るものではない。見つけるものだ」と。
今、つくづくとそれを実感しています。
きっかけはGoodpicさんのこの記事。
最初読んだときは、「なるほどなあ」と思っただけでした。内容は以下の通り。
なんとなく思ったのですが、web2.0を語ると、自分について語ってしまう傾向があるようです。「webサービスAPIつかって色々つくりたい!」と思っている人は、web2.0を語る前に手を動かす。批評家精神旺盛な人は、「web2.0とは○○では?」と自問自答を繰り返す。自分を世の中にアピールしたい人は「私はweb2.0です」といい、お金が好きなひとは「web2.0は儲かるバズワードです」という。「web2.0を○○に例えると〜〜」というのも自分の趣味がもろにでますね(「web2.0は人の革新」とか)。まさに参加のアーキテクチャ。
ところが、Mizukamiさんが、この記事がテンプレなことを、発見したのです。
発見の瞬間は、以下の通り。
なんとなく思ったのですが、ニュータイプを語ると、自分について語ってしまう傾向があるようです。「モビルスーツAPIつかって色々つくりたい!」と思っている人は、ニュータイプを語る前に手を動かす。批評家精神旺盛な人は、「ニュータイプとはちょっとしたエスパーみたいなものでは?」と自問自答を繰り返す。自分を世の中にアピールしたい人は「私はニュータイプです」といい、お金が好きなひとは「ニュータイプは儲かるバズワードです」という。「ニュータイプを○○に例えると〜〜」というのも自分の趣味がもろにでますね(「ニュータイプは人の革新」とか)。まさにガンダム後半、、、
by Mizukami
あとは祭りですよ。もう1時間くらい経ったのかな? 次々と名文が生まれています。
公開できる範囲では、例えばこんな感じ。
なんとなく思ったのですが、Movable Typeを語ると、自分について語ってしまう傾向があるようです。「Movable TypeのAPIつかって色々つくりたい!」と思っている人は、Skypeを語る前に手を動かす。批評家精神旺盛な人は、「Movable Typeとは○○では?」と自問自答を繰り返す。自分を世の中にアピールしたい人は「私はMovable Typeです」といい、お金が好きなひとは「Movable Typeは儲かるバズワードです」という。「Movable Typeを○○に例えると〜〜」というのも自分の趣味がもろにでますね(「Movable Typeは人の革新」とか)。まさにブログのアーキテクチャ。 by Mizukami
なんとなく思ったのですが、秘伝書を語ると、自分について語ってしまう傾向があるようです。「秘伝書つかって色々つくりたい!」と思っている人は、秘伝書を語る前に手を動かす。批評家精神旺盛な人は、「秘伝書とは○○では?」と自問自答を繰り返す。自分を世の中にアピールしたい人は「私は秘伝書所有者です」といい、お金が好きなひとは「秘伝書は儲かるバズワードです」という。「秘伝書を○○に例えると〜〜」というのも自分の趣味がもろにでますね(「秘伝書は人の革新」とか)。まさに空手のアーキテクチャ。
なんとなく思ったのですが、「ヲタク」を語ると、自分について語ってしまう傾向があるようです。「ヲタクになって同人誌つくりたい!」と思っている人は、「ヲタク」を語る前に手を動かす。批評家精神旺盛な人は、「ヲタクとは○○では?」と自問自答を繰り返す。自分を世の中にアピールしたい人は「私はヲタクです」といい、お金が好きなひとは「ヲタクは儲かるバズワードです」という。「ヲタクを○○に例えると〜〜」というのも自分の趣味がもろにでますね(「『ヲタク』は人の革新」とか)。まさにコミケアーキテクチャ。 by ひらた だいじ
なんとなく思ったのですが、「はてな」を語ると、自分について語ってしまう傾向があるようです。「はてな市民になりたい!」と思っている人は、「はてな」を語る前に手を動かす。批評家精神旺盛な人は、「はてなとは○○では?」と自問自答を繰り返す。自分を世の中にアピールしたい人は「私ははてなです」といい、お金が好きなひとは「はてなは儲かるバズワードです」という。「はてなを○○に例えると〜〜」というのも自分の趣味がもろにでますね(「『はてな』は人の革新」とか)。まさにjkondoアーキテクチャ。 by ひらた だいじ
なんとなく思ったのですが、「ライブドア」を語ると、自分について語ってしまう傾向があるようです。「ホリエモンになりたい!」と思っている人は、「ライブドア」を語る前に手を動かす。批評家精神旺盛な人は、「ライブドアとは○○では?」と自問自答を繰り返す。自分を世の中にアピールしたい人は「私は元ライブドアです」といい、お金が好きなひとは「ライブドアは儲かるバズワードです」という。「ライブドアを○○に例えると〜〜」というのも自分の趣味がもろにでますね(「『ライブドア』は人の革新」とか)。まさにオン・ザ・エッジ・アーキテクチャ。 by ひらた だいじ
なんとなく思ったのですが、卵かけご飯を語ると、自分について語ってしまう傾向があるようです。「卵かけご飯を食べたい!」と思っている人は、卵かけご飯を語る前に口を動かす。批評家精神旺盛な人は、「卵かけご飯とは○○では?」と自問自答を繰り返す。自分を世の中にアピールしたい人は「私は卵かけご飯です」といい、お金が好きなひとは「卵かけご飯は儲かるバズワードです」という。「卵かけご飯を○○に例えると〜〜」というのも自分の趣味がもろにでますね(「卵かけご飯は人の革新」とか)。まさに烏骨鶏のアーキテクチャ。
なんとなく思ったのですが、「メイド」を語ると、自分について語ってしまう傾向があるようです。「メイドになりたい!」と思っている人は、「メイド」を語る前にメイド服を縫う。批評家精神旺盛な人は、「メイドとは○○では?」とメイドカフェで自問自答を繰り返す。自分を世の中にアピールしたい人は「私はメイド喫茶に毎日通っています」といい、お金が好きなひとは「メイドは儲かるバズワードです」といい、メイド喫茶を経営する。「メイドを○○に例えると〜〜」というのも自分の趣味がもろにでますね(「『メイド』は人の革新」とか)。まさに秋葉原・アーキテクチャ。 by ひらた だいじ
なんとなく思ったのですが、Appleを語ると、自分について語ってしまう傾向があるようです。「Intel Macを買いたい!」と思っている人は、Macを語る前にポチッとな。批評家精神旺盛な人は、「Macとは○○では?」と自問自答を繰り返す。自分を世の中にアピールしたい人は「私はIntel Macです」といい、お金が好きなひとは「Switchは儲かるバズワードです」という。「MacBook Proを○○に例えると〜〜」というのも自分の趣味がもろにでますね(「iPodは人の革新」とか)。まさにスティーブ・ジョブスのアーキテクチャ。 by Mizukami
なんとなく思ったのですが、ラオウを語ると、自分について語ってしまう傾向があるようです。「ラオウになりたい!」と思っている人は、ラオウを語る前に体を動かす。批評家精神旺盛な人は、「ラオウとは○○では?」と自問自答を繰り返す。自分を世の中にアピールしたい人は「私はラオウです」といい、お金が好きなひとは「ラオウは儲かるバズワードです」という。「ラオウを○○に例えると〜〜」というのも自分の趣味がもろにでますね(「ラオウは人の革新」とか)。まさにわが人生に一片の悔いなしのアーキテクチャ。
なんとなく思ったのですが、モダシンを語ると、自分について語ってしまう傾向があるようです。「BlogPeopleのAPIつかって色々つくりたい!」と思っている人は、モダシンを語る前に手を動かす。批評家精神旺盛な人は、「モダシンとは○○では?」と自問自答を繰り返す。自分を世の中にアピールしたい人は「私はモダシンです」と騙り、お金が好きなひとは「モダシンは儲かるバズワードです」という。「モダシンを○○に例えると〜〜」というのも自分の趣味がもろにでますね(「モダシンは人の革新」とか)。まさに泥酔ブログのアーキテクチャ。 by ひらた だいじ
なんとなく思ったのですが、ニートを語ると、自分について語ってしまう傾向があるようです。「ニートになりたい!」と思っている人は、ニートを語る前に会社を辞める。批評家精神旺盛な人は、「ニートとは○○では?」と自問自答を繰り返す。自分を世の中にアピールしたい人は「私はニートです」といい、お金が好きなひとは「ニートだけどデイトレで儲けています」という。「ニートを○○に例えると〜〜」というのも自分の趣味がもろにでますね(「ニートは人の革新」とか)。まさにヒキコモリのアーキテクチャ。 by ひらた だいじ
なんとなく思ったのですが、肉を語ると、自分について語ってしまう傾向があるようです。「肉食いたい!」と思っている人は、肉を語る前に会社を辞める。批評家精神旺盛な人は、「肉とは○○では?」と自問自答を繰り返す。自分を世の中にアピールしたい人は「私は肉です」といい、お金が好きなひとは「肉は儲かるバズワードです」という。「肉を○○に例えると〜〜」というのも自分の趣味がもろにでますね(「肉は人の革新」とか)。まさに狂牛病のアーキテクチャ。ブログ神が調子いいようですw こういうの向いてるんですかね?
このテンプレ、メタ評論可能なものなら、なんにでも使えるみたいです。
評論はこの程度にしてしまうといいかもしれないですね。
素人のように考え、玄人として実行する―問題解決のメタ技術
金出 武雄 (著)