ヴォーギングっていう、
雑誌「ヴォーグ」の動きを模した踊りがあります。
マドンナの「ヴォーグ」のビデオでも使われていたり、
ドキュメンタリー映画「パリ、夜は眠らない」にも出てたんで、
あの耽美な感じに記憶のある方も多いと思うのですが……
このヴォーギングは、ちょっと新しいんじゃないかなあ。
ワイルド・スタイル、というか、クレイジー・スタイル、というか。
美しさを意図的に消した、壊れた人形のような荒い動き。
脚を内股にしてむりやりクッションにし、バタンと倒れる動き。
頭を狂ったように振る動き。
ちょっと今までのヴォーギングでは見なかった動きです。
米国には、まだまだ日本には知られていない
ダンススタイルが、たくさんあるそうです。
噂でしか聞いたことのない、
シカゴで流行ってる脚を超速に動かすヤツとか、
見てみたいです。
そして、日本発のダンススタイルも、そろそろ出てきても
いいですよねー。
出演: トミー・ザ・クラウン, ラリー 監督: デビッド・ラシャペル