今日、Web人大賞の発表、
「第4回Webクリエーション・アウォード」がありました。
現場で見ていたのですが、知り合いが2人受賞して、
とても嬉しかったです。
1人目はモダシンさん。
ウチの右サイドバーでも使っている、
「BlogPeople」での受賞でした。
意外なことに、BlogPeopleが何かを受賞したのは、
これがはじめてか、ほとんどないとのこと。
モダシンさんは今でも十分に有名かもしれませんが、
もっと評価されてもいいのにと思っています。
彼は、日本で最も古いブロガーでありながら、
現在でもアクティブに活動している、数少ない人です。
今日も受賞式の壇上からモブログしてました。
数多くのブログを立ち上げて運営し
(ここに列挙していいのかな?)、
ブログアクセサリというジャンルにもいち早く乗り出し、
それを通してさまざまな形態のビジネスモデルを、
自ら企画・実践してきました。
それに……とにかくどこにでもいます。
僕が出席するオープン/クローズ両方、
オンライン/オフライン両方のイベントや飲み会にも、
75%を超える出席率を誇っているかと。
「ブログ業界」などという一枚岩のシーンなど
存在しないことは重々承知の上で言いますが、
彼は、まさに日本ブログ業界の生き字引。
一部で「総帥」と呼ばれているのもむべなるかな。
ブレイクダンスにおけるCRAZY-Aことアキラさんみたいなもので、
確かに知らない人も多いのかもしれないけれど、
彼こそは、アルファブロガーだとかなんだとかの一過性の評価を超えた、
明らかにこの業界の顔の1人なんだと、そう思います。
2人目は清水孝治くん。
「PodCasting Juice」での受賞でした。
PodCasting Juiceは、
僕の最後の仕事の1つでもあります。
あまり手伝えなかったけど……
清水くんは最高だと思います。
彼と仕事をするのは、全くストレスがなく、
穏やかで楽しくしかし刺激的な体験でした。
とにかく腰が低い。
やたらと穏やか。いつも笑顔。常に聞き手にまわる。
なのにそういうタイプの人にはめずらしく、
業界をよく見ていて、非常に勉強家で、
「こうあるべきだ」というヴィジョンを示すことができる。
ヴィジョンを実現するために必要な諸作業も、
公私共に、早め早めに実行に移す。
例えば資料なんかは極めて初期の段階でちゃっちゃと作り、
しかも毎日バージョンアップさせていく。
ものごとの説明も交渉も上手。
そんな彼なので、
周囲では不当なdisがあったり、下に見たり貶めたり、
急に足を引っ張ったりする人がいます。
えっと、彼は確かに平和主義者だし若いし穏やかですが、
鈍感でもなければ聖人でもないので、
そういった仕打ちは全て覚えていますよ。
覚えているけど、変に復讐しようとしたり、
そういう非生産的なことはやらないだけです。
もし現時点でも調子に乗っていろいろやってる人がいるのであれば、
少し襟を正した方がいいと思います。
彼が入社したばかりのころは、
朝、出社する全社員に90度のおじぎをしながら、
アヒルみたいな声で「おはようございます」と、
大声であいさつする彼が面白すぎるので、
頼むから誰か黙らせてくれと思っていたものですが……
現在、個人的には、
彼はニフティにおける最高の人材の1人だと思います。
そして、今後も何か一緒にできる機会が
あるといいな、と考えています。
モダシンさん清水くん、Web人受賞おめでとうございます。
29manや平田さんの受賞のときも思いましたが、
知人が何か大きな賞をゲトるのは嬉しいですね。
お2人の緊張した顔を客席から見てるのは、楽しい経験でした。
デジカメ忘れたんで写真は撮れなかったんだけど。
その他の賞の模様などは、Internet Watchあたりをご覧ください。
個人的には大賞を受賞したナビタイムの大西社長が、
「ウチはWebがメインじゃないけど……」と、
Web人 of the yearを受賞したイザ!の阿部社長が、
「こんなおじいさんに……」と、
両者とも嬉しいんだけど何か微妙みたいな、
そんなコメントを残していたのが、面白かったです。
時代-Time goes around-
中島みゆき