運動を日課にしようとして何度も失敗している人は、
Nike+iPodを試したらいいかもしれませんね。
実際に使ってみて、思った以上に楽しかったんです。
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29manに誘われ、Nike+iPodの試乗会?に参加しました。
場所は六本木ヒルズのグランドハイアット。
行ってみると、いきなり、
「これに着替えろ」
と言われ、Nike+iPodの靴とランニングウェアを渡されました。
靴はこんな感じ。
中敷をめくると、中にセンサーが入っているという仕組みです。
会場は、結構混んでいました。
全員、僕と同じランニングウェアを着ています。
ちょっとなんというか、
民主主義国家ではない雰囲気で、興奮しました。
まずは一通りのNike+iPodの説明。
「走る」という行為をエンタティメントにしていて、
とても楽しそうでした。
必要なものは、iPod nanoとNike+対応シューズ。
対応シューズにセンサーをはめ込みます。
このセンサーが足の上げ下げなどをキャッチして、
iPod nanoにあらかじめ取り付けたレシーバーに、
情報を逐次送信します。
走る前に、レシーバーをつけるとiPodに新しく追加される、
「Nike+iPod」というメニューで、
走行距離か走行時間をセットして、
ランニング用の音楽リストをセットして、
さあ、ランニングのスタートです!
走っている途中、iPod nanoのセンターボタンを押すと、
走行距離や時間、時速などを、音声や画面で教えてくれます。
また、センターボタンを長押しすると、
自分が一番アガる「パワーソング」を流すことができます。
走り終わった後、iPod nanoをパソコンにつなぐと、
自動的にnikeplus.comに情報が登録されます。
その日の走行距離がグラフで表示されたりして、
何やら達成感があります。
一通り話を聞いた後は、
さっそくお待ちかねのテストランです!
今回は、六本木ヒルズを1週します。
ところで、Nikeからもらった参考資料では、
ランニング中のイメージ画像は、
こんな感じで、爽やかで格好いいですが、実際は……
どんよりとモサいブロガーやライターばかりで、
全くNikeのイメージアップに貢献できませんでした。すみません…
ヒルズ1週は約1km。
距離的には大したことないのですが、
さっきまで暖かいところでぬくぬくしてたのを、
準備運動ナシにいきなり走りはじめたし、
外は寒いし、坂は結構多いしで、
思ったよりキツかったです。
その模様を、動画でお楽しみください。
平田さんやネタフルのコグレさんや
ノオトの宮脇さんも一緒だったのですが、
僕も含め、みな一様に、終わったあと、
無表情に、会話なく、
ゼーゼーハーハー苦しんでいました。
コグレさんに至っては、相当疲れたのでしょうか、
しばらくの間、なんか野生に戻っていました。
さて……ひと通り使ってみた感想ですが、
サイト連動が、すごく楽しそうです。
iPod nanoを刺すだけでつながり、
単に「走る」というだけの行為を、
グラフを見せたり、目標を設定して達成度を見せたり、
仲間と協力したり競争したりして、
1回1回のランも楽しく、
継続するモチベーションもアップする、
そんな工夫がなされています。
とても楽しいのでオススメなのですが、
この種の全く新しい商品って、たいてい最初は、
「えー、別にいらなーい」
と思われ、試す前にスルーされがちなので、
Nikeは積極的に体験会とかするといいかもしれませんね。
もうちょっと詳しく知りたい方は、
アップルのサイトに超判りやすい説明があるので、
そちらをご覧ください。
あと、10月28日に、東京と大阪で、
以下のようなイベントがあるみたいなので、
気になっている人は、行ってみてはいかがでしょうか?
Nike+iPod 1028@渋谷・心斎橋■ 開催日時:2006年10月28日(土)11:30~20:00
■ 会場:東京:マルイシティ渋谷/Apple Store Shibuya
■ 会場:大坂:NIKE OSAKA/Apple Store Osaka
■ 内容:トレッドミルが設置され、実際にNike+を体験できたり、各会場をオンラインで結んで、体験者の走行距離を合計していったり、ゲストのアスリートが登場したりするそうです。抽選でNike+特製Tシャツも当たるとか。
スウッシュ―NIKE「裏社史」 挑戦と危機と革新の「真実」
ジュリー・B. シュトラッサー (著), ローリー ベックランド (著), 白土 孝 (翻訳)