先々週、日光に紅葉を見に行ったんです。
上の写真は「霧降の滝」。
相変わらず写真はノット・アートで恐縮ですが、
実物は本当にキレイでした。
うっとりと見とれていた……はずなのですが、
今思い返してみると、
そのとき周囲にいた3組の男女のセリフが、
妙に記憶に残っています。
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【A組】
見た目はホスト風の男子3人。
1人が紅葉に見とれていますが、
残り2人は、なにやら話し合っています。
ホストA:「なあ、お前、これ、キレイだと思う?」
ホストB:「ああ……たぶん、キレイだよな」
ホストA:「だよなあ、これって、キレイなんだよなあ」
自分に自信持てよ(泣)。
紅葉の感想くらい、好きに持っていいじゃないですか。
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【B組】
サークルの仲間。男5人組。
みんな見とれていたのですが、
そのうちの1人(亀梨似だけど非イケメン)が、
突如叫びだしました。
亀梨:「こんにちはー! キムイルソンでーす!」
それを聞いた瞬間、残りの4人は、
ものすごい速度で帰っていきました。
友情って脆いな、と思いました。
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【C組】
大学生カップル。
ヤバンバ風の女子が、デジカメを取り出しながら、
こう叫んでいます。
ヤマンバ:「寒いけどヤバい!!!」
その場を表現する実に的確な表現だったのですが、同時に、
美しい日本語は2度と戻ってこないことを強く感じた、そんな2006年秋でした。
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日光って面白いところですね。
来年も行こうと思います。
日光東照宮の謎
高藤 晴俊 (著)