「AWOL」という、伝説の糞アニメがあったそうですね。
あまりにもダメなので、
現在では公式サイトもファンサイトもないのですが、
ネットにわずかながら情報が残っていました。
それによると…
筑波大学SF研究会アルビレオより:AWOLというのは90年代を代表するダメアニメである。しかし、そのダメさというのもただのダメさではない。あのコミケ会場でさえAWOLの同人誌が見つけられないというその事実こそがすべてを物語っているといえよう。
A.R.N.より:AWOL
アニメのつまらなさを表す最低単位。単位制定は以前放映された近年希に見るダメアニメ「AWOL」を記念した事による。AWOLに比べて何倍面白いかを表し、1AWOLがアニメ作品「AWOL」の面白さと等価、値が大きくなる程面白い作品となる。一般的に10AWOL以下は救いがたい作品とされ、、 20AWOL~30AWOL前後は単なる駄作とされる。1998年10月現在までの観測では0またはマイナスの値は確認されていないが、理論的にはその存在が予言されている。国際単位として標準化審議中。
「AWOL」へのツッコミより:ホント最後まで楽しませてもらいました。ここまで低レベルのシナリオ、メリハリのない演出、お馬鹿な設定は初めて見ました。実に貴重な体験です。駄作とは何かと言うことを考えさせられる作品でした。願わくは、このスタッフによる次回作を見なくてすむことを。
というわけで、クリエイターを目指すみなさんは是非ともこの作品を一見して、絶対にこんな作品を作らないようになってください。
ここまで言われていると、
逆に超見たくなってきます。
「涼宮ハルヒの憂鬱」の第0話や、
あるいは映画「エド・ウッド」のような、
作られたダメが遠く及ばないような、
本物のダメ。素敵です。
ただ……一応英語版のビデオがAmazonにあるのですが、
どうもビデオ版は、テレビ放送版に大幅な修正が加えられ、
伝説のダメ作品から単なる駄作に堕してしまっているようなんですよね。
残念です。
テレビ版、観てみたいなあ。
……いや、遠くにありて想ってるくらいが花なのかな……
エド・ウッド
出演: ジョニー・デップ, マーティン・ランドー 監督: ティム・バートン