「僕はモノを作る仕事をしています。
モノ作りというのは、自分の価値観を表現すると言うことで、
例えて言えば、真っ白なキャンバスに絵を描くようなもので、
そこに赤い色を塗ってもいいし、青い色を塗ってもいいし、
赤と青を混ぜて紫を塗ってもいい。
正解なんてないわけです。
そんな僕が、一番認めて欲しい、
自分の判断について、それが正しいと言って欲しい、
僕をそのまま、受け入れて欲しい。
そう思ったのが、彼女でした」
今日の結婚式の最後に、
新郎が新婦に言った言葉です。
自分の仕事と、自分のパートナーに、
自分の人生に誠実な、
とても良いスピーチだと思いました。
正解のない世界で生きる僕たちは、
何を価値として生きていくと幸せになれるのだろう、
その答えの1つだと思いました。
結婚、おめでとう。