英国式リフレクソロジーの、
恐らく草分けと思われるQueensway。
10年くらい前に初めて知ったときは、
ここの株が買えるなら今のうち買っときたいほど衝撃的だったのを、
よく覚えています。
だいぶ前の話ですが、
そんなQueenswayの社長、藤田桂子さんが、
ラジオでインタビューに答えていました。
車に乗りながら、
なんとはなしに聞いていたら…
こんな言葉が聞こえてきました。
「わたしは昔スチュワーデスをやってて、
その時はイギリスのリフレクソロジーによく通っていたのよね。
だから、新しく事業を起こすとき、
あのリフレクソロジーを日本に持ってきたら
流行るんじゃないかと思ったの。
それで、イギリスに行って、
再びリフレクソロジーを受けてみたら……
全然気持ちよくない! 金返せって感じ!
向こうは、ただ足裏を撫でてるだけなんですね。
スチュワーデス時代は疲れきっていたからそれでも気持ちよかったけど、
今はぜんぜんダメ。
で、これをそのまま日本に持ってきても、
到底流行らないと思ったの。
東洋人はイタ気持ちいいのが好きなのよ。
だから、痛いになる少し手前くらいの、
ちょうどいい加減で足裏を刺激する方法を開発して、
それを『英国式リフレクソロジー』と名づけて、
展開しはじめたのよ」
英国関係ないのかよ!
全部オリジナル!?
単に名前が「英国式」なだけ!?
すごいなあ。JARO直前ですよ。
まあ気持ちいいのは確かだし、
あの紳士的な店員の接客も心地よいのは間違いないので、
全く問題ありませんが……
なんというか、商売を成功させる極意を聞いた思いでした。