(写真はイメージです。こんな先生はいません)
英会話教室の先生を大爆笑させるのは、
嬉しいような気持ちもあり、
恥ずかしいような気持ちもあり、
どうにも微妙な気分です。
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最近、英会話教室に通っています。
そこは教師が全員外国人で、
こっちは初心者だと言ってるのに、
いつも容赦なくネイティブ英語をぶつけてきます。
先日、いつものように、その英会話教室に行きました。
その日の先生は、インド系の大学院生の、
若い女の子でした。
本日のテキストは比較級。
big、bigger、biggestというヤツです。
といっても学校の授業じゃないので、
いつも説明などは一切なく、
いきなり実地訓練です。今回も、
先生:「今日は比較級です。はい、例文作って」
みたいなことを英語で言われ、突然はじまりました。
なんか言おうと思うのですが、
なかなかパッと例文が思いつきません。
先生はずっと待っています。
どんどん慌てはじめました。
なんでもいいから、何か例文を。
あーでも思いつかない。焦りがつのって、そして……
僕:「My mother is older than me.」
先生:「Really!? It's surprise! A-hahahahahahahahahahahahahahaha!!!!!」
先生は息継ぎができないほど爆笑しています。
僕はもうどうすることもできずに、
ただただ日本人らしく、
あいまいな笑みを浮かべていることしかできませんでした。
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結局、先生が笑いすぎて、
授業は5分ほど中断されました。
まあ、自分の大事な人生のひと時を、
わざわざこんな極東の島国で
過ごそうとしている頑張り屋さんです。
そんな彼女に、たとえどんな形であれ、
笑いを提供できたのであれば、
それはそれでよいことだよね?と、
まあそんな風に、自分で自分を慰めています。
それにしても……
なんでそんなに可笑しかったんでしょうね?
お母さんが自分より年上なのは当たり前だから、
という、ナンセンス系のお笑いとして解釈
されたのかなーと最初は思っていたのですが、
よく考えたたら彼女は、
「すごいsarcastic(嫌味)なセリフだ」
といって笑ってたんですよねー。
わかりませぬ……
どれだけ英会話教室に通おうとも、
全く英語を解せるようになる自信がありません。
英語耳 発音ができるとリスニングができる
松澤 喜好 (著)