ブロガーは女子高生


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Jyosikousei20070621

 
 残念ながら、マーケティングの話です。

 近ごろ、よくメディアで、「クチコミ」「プロモーション」「炎上」「ブランディング」などというキーワードと共にブロガーが語られているのを目にします。
 言われていることは、要約すると……ブロガーに商品を気に入ってもらったり、気に入られなくてもブログで取り上げられたりしてもらうと、商品プロモーションの役に立つよ、とか、でも気をつけないと炎上してかえって逆効果だよ、とか、そんな感じ。

 このトレンドを受けて、最近は「ブログに商品記事を書くと○円あげる」といったサービスを提供する企業が現れたり、ブロガーを集めた発表会が開かれることが増えたり、ブロガーの意見を商品開発や企業ブランディングに反映させたりといったことがよく行われているようです。
 今僕が参加している「Start Mac」もそうですね。Macをあげるからブログに記事を書いてよ、という。

 
 
 
 で、この現象、なんか既視感があるなあとずっと思っていたのですが……先日四家さんと話していて、

「ああ、15年くらい前の『女子高生ブーム』と同じじゃないか」

と思ったんです。

 覚えてますか? 女子高生ブーム。うっすらとした記憶によると、確かあの頃って、「女子高生の間で流行ったものは全国で大流行する」と言われ、彼女たちがトレンドセッターのような扱いを受けていたんじゃなかったでしたっけ?

 その結果、企業は女子高生に商品を配ってクチコミで流行らせてもらおうとしたり、女子高生に製品企画会議に参加してもらったり、挙句の果ては女子高生プロデュースの商品が出てきたり、それを生業とする女子高生まで出てきたりしていた記憶があります。

 企業はこぞって女子高生とコンタクトを取りたがり、ティーンズ雑誌の編集者とか渋谷センター街のジミーさんとかが女子高生と企業を取り持つコーディネーターとして注目されたり、そんなちょっとしたバブルな時期でした。

 
 
 
 考えれば考えるほど、当時の女子高生に向けられた眼差しと、今のブロガーに向けられた眼差しが、似ている気がしてなりません。
 だとすると……CGM で構成される文化圏にマーケティング的観点からちょっかいを出すこと自体は、もう少し長期的なトレンドなんだと思いますが、今のブロガーとクチコミの何とかってのは、超超短期的なブームなんでしょうね。かつての女子高生ブームと同じく。

 あ、ちなみに、ブロガーと女子高生が似ていると言っても、それは現象面だけですから。
 期待して製品発表会に集まったブロガーを見ちゃうと、あまりにも女子高生とは似ても似つかないビジュアルに激しく落胆するので、ご注意ください

 
 
底辺女子高生
豊島 ミホ (著)

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