Parallels使用感レポート


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startmac
Parallels2007073101

 
 Parallelsというソフトがあります。これはMacintosh上でWindowsが動くアプリで、単にMacintoshのウィンドウにWindowsのデスクトップ画面が現れるというだけではなく、WindowsアプリとMacintoshアプリが、あたかも1つのOS上で動いているかのように見えるのです。秀丸とiMovieが同時に動いているというと判りやすいでしょうか(僕的には超判りやすい)
 そのシームレスっぷりは、上の画像のような感じ。すさまじいというか、ちょっと不安を憶えるほどのインパクトです。

 Start Macプロジェクトに参加することにして、最初に頭に浮かんだのが、このParallelsの導入でした。これを使えば、お洒落なMac上で使い慣れたWindowsアプリが使える!と、夢いっぱいになったのです。

 で、先日とうとう、ワクワクドキドキしながらParallesをインストールして使ってみました。
 ……感想ですか? そうそううまい話は転がってないものですね。だいぶ冷静になりました。以下、簡単にまとめてご報告します。

 
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 Parallelsの値段は大体7~8,000円くらい。まあ別に余裕ですね。
 ……と思ってたら大間違いです。当たり前なのですがここに最初の罠がありました。

 Parallelsは単にOSを動かすソフトなので、別途OSが、つまりWindowsを購入する必要があるのです。
 そしてWindows(今だとVista)の値段は約30,000円!
 かつ、WindowsというのはMS Officeがないと魅力半減以下(ツールとしてはGoogle Docs & Spreadsheetsなどでも結構イケますが、仕事で使うとなるとやっぱりMS Office……)だと思うのですが、そのOfficeの値段が約40,000円!
 つまり全部合わせると、総額80,000円くらいになるのです。そしてそれだけ費用を出してできるようになることと言えば、隣にあるWindowsマシンと同じことがこのMacでできるようになる、というだけ。

 この事実に気づいたとき、Parallelsはやっぱやめようかと、相当悩みましたよ……

Parallels2007073102

 で結局、Windows Vistaだけ買いました。

 
 
 Parallels自体のインストールは、比較的スムーズに行きました。Parallels経由でWindows Vistaをインストールするのは時間がかかりましたね。CDの読み込みか、CDから読み込んだデータを展開するときに、異常に時間がかかるようです。
 でもまあこの辺は「待ってればいい」ということですからね。別に問題ではありません。

 Windows経由でのネットの利用も問題なし。各種ドライバーのインストールも問題なし。とりあえず秀丸をインストールして……

 
Parallels2007073103

 
 すごい! Macのドックに秀丸がいるよ!
 感動的。それに、僕がMacで一番気に入ってる機能「二本指で画面スクロール」「二本指タップ=右クリック」が、Parallels経由Windowsでも使えました。超快適です。

 
 
 一方で、「ああ、やっぱりな」というか、若干残念な点もいくつかありました。

 最大のがっかりは、WindowsのアプリとMacのアプリをシームレスに使えるわけではない、ということです(僕が設定を間違っているだけだと嬉しいのですが……)
 簡単に説明しますね。例えば画面が以下のようになっているとします。一番前面に秀丸がいて、その後ろにMacのMail.appがいます。デスクトップにはアイコンもあります。

 
Parallels2007073101

 
この場合、Mail.appやデスクトップ上のアイコンはクリックできません。カーソルがWindowsモードになっていてもMacモードになっていても、です。

 
Parallels2007073104

 
 たぶんタスクトレイの幅いっぱいはWindowsということになっていて、単に壁紙が透明(かMacのその瞬間のデスクトップ画像をキャプチャして透明風に見せている)だというだけなんでしょう。
 つまり、ウィンドウをクリックするだけでスムーズにMacのアプリとWindowsのアプリを行ったりきたりすることができないのです。Macのアプリを触るときは、いったんParallelsをコマンド+Hで隠したりしないといけません(でもその後コマンド+HでParallelsが戻ってくるわけではないので、まだドックをクリックしてParallelsを前面に出さないといけない)。

 んーこれだと、僕の夢が実現されたことにならないですね……がっかりです……

 
 
 その他、気になった点は以下の通り。

● やっぱ遅い

当たり前ですが、MacのOS上でもう1個OSが動くので、やっぱサクサクというわけにはいきませんね。
通常の利用には全然問題ないですが、Macのアプリを触っているときと比べると、少しスムーズ度が足りないのは否めません。

● Safariが落ちる

Parallelsを入れてからというもの、Safariが起動直後に100%落ちるようになりました。
まあ僕はFireFox派なので、Safariが使えなくても全く問題はないのですが、やはりちょっと気持ちが悪いです。
これはジーニアスバー行きなのかなー。今度銀座のアップルストアで聞いてこようと思います。

● 解像度が小さくならない

僕は目がいいので、Windowsのフォントもアイコンももっと小さくなってくれていいのですが、いくら画面の設定をいじってもサイズが変わりません。

● フォントが汚い

MacとWindowsのdpiの違いなのかなあ……しょうがないのかもしれませんが、Windows側のフォントが汚いです。

 
 
と、言うわけで、Parallelsは「メインはMacなんだけど、1日に何回かWindowsも使わなきゃいけない」という人向けであって、「WindowsアプリもMacアプリもガンガン使う」という用途には適してないのかな、と思いました。
ただ、昨日インストールしたばかりですので、カスタマイズ次第によってはもっともっと快適になるかも知れません。僕の勘違いもあるかもしれません。これからしばらくの間、楽しんでいじってみようと思います。

 
 
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