先日、弟の結婚式に行ったんです。
そして、不安を抱きながら、帰ってくることとなりました。
弟は……大丈夫なのだろうか……
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結婚式は教会で行われました。
神父さんは日本語がしゃべれない外国の方(東南アジア人)で、式のセリフだけ日本語を使うという、そういう方式でした。
その日本語が……
えっと、結婚式のときに神父さんが必ず言うセリフの1つに、こういうのがあるじゃないですか。
神父:「あなたは、
その健やかなるときも、
病めるときも、
喜びの時も、
悲しみの時も、
富めるときも、
貧しきときも、
これを愛し、
これを敬い、
これを慰め、
これを助け、
そのいのちのかぎり、
堅く節操を守ることを約束しますか。」
で、この中の「これを」が、その外国人の神父さんにとってはすごく言いにくかったみたいなんですよね。
そして、元が全く知らない言語だから、一度間違えちゃうと、そのあと復帰できなかったみたいなんですよね。
その結果……実際の神父さんのセリフが、こんな風に禍々しく変質していまっていたんです。
神父:「あなたは、
その健やかなるときも、
病めるときも、
喜びの時も、
悲しみの時も、
富めるときも、
貧しきときも、
コリャコンキャロンケチョ
コリャプンペケンチャロン
コリャペチャクリョーペンベギョ
コリャグコリャゴゴリャゲヒョ
ヒョロヘリヒンペヒンギャ
キャキュシューショミョミョペキャゲキャ?」
それに対して、弟の一言。
弟:「はい、誓います」
弟よ……
何を誓ったんだよ(泣)!
だって神父さんのセリフの後半、全然意味を成してなかったよ!?
ケチャみたいだったよ!?
でも、誓ってしまったものは仕方ありません……
神との契約は絶対なのです……
あの不思議な言葉が、うっかり何か受け入れがたい意味を形成したりしていませんように……
最後に。とってつけたようですが、心から。
ご結婚、おめでとうございます。
末永くお幸せに。
弟
石原 慎太郎 (著)
ゼクシィパーティーウエディングpresents CELEBRATE~Bossa Smile
オムニバス (アーティスト), キャロル・サボヤ (アーティスト), paris match (アーティスト), カーリン・アリソン・ウィズ・ゲイリー・バートン・アンド・ランディ・ブレッカー (アーティスト), 新川博 (演奏), その他