アメリカの人気ブロガーインタビュー:お洒落なエコ・ブログ「TreeHugger」


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 こんにちは。アメリカの人気ブロガーインタビュー、の第3回目(全5回)です。
 今回は、洒落たエコ・デザインをいつも紹介している超人気ブログ「TreeHugger」のグラハム・ヒルさん。僕も大好きなブログの1つです。
 ちなみに「TreeHugger」という単語は、そのまま直訳すると「木を抱きしめる人」、転じて環境活動家のことを指します。「TreeHugger」は環境活動家のイメージ改善に大きく貢献したメディアの1つなんじゃないかなあ。
 ではどうぞ。

 
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20070816blog_grahamhillQ&A:エコロジスト・ブロガー、グラハム・ヒル

 バルセロナに住むグラハム・ヒルは、次世代のエコロジストだ。
 建築と工業デザインの大学院を卒業し、多くの国を旅した経験があり、X-Sportsに熱心な彼は、同時に、環境デザインに関する都会的で洗練されたブログ「TreeHugger」を運営している。TreeHuggerの読者数は、1ヶ月に50万人。読者層は20代から30代の学生やデザイナー。
 彼は平日に1日あたり平均16本の記事をアップする。また、ブロードバンドチャネルのTreeHuggerTVのように、最新のブログテクノロジーを使ったり、ユーザー投稿型のブログHugg.comを運営したり、ニューヨークのデリでよく見かける紙コップそっくりのセラミック製マグカップを販売したりしながら、Hillは世界に向けて「グリーンな」生き方というメッセージを広めようとしている。

いつTreeHuggerをはじめたのですか?
 はじめたのは2年前の7月だけど、コンセプト自体は僕の中で、何年もかけてゆっくりとわき上がってきたものなんだ。
 最初に(そのコンセプトが)明らかになったのは2000年、僕がPhotoShopの授業の「架空広告の制作」という宿題で作った、3つの架空広告だ。僕は都会風の洗練された雑誌から、3枚の写真(男が写っているもの2枚、女のものを1枚)を切り抜いて、その上に言葉を置いた。
 置いた言葉は「環境保護運動家(TreeHugger)」「バカなヒッピー野郎」「心配しすぎ」。ポイントは、僕らがこれらの言葉に対してどんなイメージを持っているか、ということ。実際は、現代的で都会的な人だって、環境問題に関心を抱くことができるはずなんだ。

あなたのデザインアプローチは「クールな人々に」というものですよね? どんな利点があるのですか?
 僕が思うのは、もし選択の余地があるなら、僕らは人間の本来持っている性質に沿って行動するべきで、それに逆らうべきじゃない、ということ。
 悲しいことに、人間には良くない面もたくさんある。僕が気になるのは、怠惰さと底の浅さだ。人間の持つ美的価値観って底の浅いものなんじゃないかと、僕は考えている。僕らは、何を着るかとか、どんな車に乗るかとか、自分の家は外からみてどんな風に見えるかとか、そういうことにはとても貪欲だ。ゴシップ雑誌やテレビや映画はそうした欲望を掻き立てるための装置として存在していて、そして僕らが手が届きそうで届かないものを見せつける。
 僕らの社会が実際にそういう仕組みになっている中で、僕はそれを利用したいと思っている。たくさんの人に、実際に緑を増やしたり、環境を助ける「グリーン」な活動をすることが、とてもトレンディでクールなことなんだ、と思ってもらいたいんだ。

TreeHuggerの読者に、どんなことを感じて欲しいですか?
 「僕は環境のことも気にかけるようになったけど、他のこともたくさんしてるし、今まで通りのライフスタイルも崩してないよ」と言ってもらえたら嬉しいな。
 もう1つは、さっき言った「怠惰さ」がキーワードになってるんだけど、便利さが大事だってこと。なにかをはじめよう、続けようと思ったら、それは簡単にできないと。
 このサイトで、読者に「へえ! 環境って今こうなってるんだ。自分の生活を少し『グリーン』な方向に変えてもいいな。移動手段とか、衣服、住むところとかをね」とポジティブに思ってもらえたらと考ええている。。環境保護運動の現場は、その多くが、なんだか悲劇的で、陰気臭くて、ネガティブで、恐怖と不安でいっぱいになっている気がする。僕らはもっとポジティブでいたい。TreeHuggerで扱うモノのうち80%は解決策とかグッドニュースとかだ。とにかく、たくさんの人が希望を持てるようなサイトにするよう気をつけてるよ。

環境問題と扱うブログで、かつ政治的な色合いを出さないようにするのはとても難しいことだと思います。どのような点に気をつけていますか?
 僕は、どんな信念を持ってる人でも、どんな政党支持者でも、TreeHuggerではみんなに心地よくいて欲しいと思っている。
 政治的にリベラルなブログになるというのはアリなのかもしれないが……僕らは「グリーン」のギグに徹しておきたい。共和党支持者も民主党支持者も、TreeHuggerでは気分良くいて欲しい。しばらく前にアンケートをしたとき、10%~20%は共和党支持者だったんだけど、もっとたくさんの共和党支持者にTreeHuggerに来て欲しいね。確かに環境問題は民主党が好むことだとされてきたけど、でも本来は政治的信念に関わりなく、皆が考えるべき問題だと思う。

動画コンテンツ「TreeHuggerTV」について教えてください。いつスタートしたもので、今後どのような方向に行くのでしょうか?
 TreeHuggerTVは、はじめてまだ4ヶ月だよ。評判は上々で、嬉しいコメントをたくさんもらっている。
 地上波とケーブル局とインターネットとで一緒になってやっていて……世の中はあきらかにこっちに向かっていると思うし、ある意味、インターネットというものが、こういうことを実現するのを可能にしてくれたんだと思うよ。
 広告主から見ると、テレビは広告効果が計りにくく、インターネットは計りやすい。そうした要素をいろいろ考えて、たぶんオンラインビデオに広告を組み合わせた媒体というものが果たす役割があると考えたんだ。まあ僕の側からすれば、単にこの「TreeHugger」というグリーンなメディアブランドを、より発展させ、どんな風にいろいろな方向に広げていけるかなって考えただけなんだけどね。

原文
※逐次翻訳ではなく、編訳(超訳?意訳?)ですので、そのあたりあらかじめご容赦ください。
※今回も英語の得意な相方チェックが簡単に入っています。

 
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 お洒落で知的でイケメンでかつリベラルで人気者だなんて、なんだかズルいですね。なにか1つくらい欠点があって欲しいものです。鼻水が止まらないとか。
 でも彼の「ポジティブなエコ」を提示するというスタンスは、僕は好きです。日本でいうとソトコトみたいなものなのかなあ? ソトコトはあんま読まないですが。

 
 
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