グレンラガン、とうとうもうすぐ最終回ですね。いやー超久々に熱くなるアニメでした。
さて。
僕は基本的には掃除、片付け、皿洗いといった家事が好きでまあまあちゃんとやるのですが、この「ちゃんとやる」にも「良いちゃんとやる」と「悪いちゃんとやる」があるなあ、と思ってます。
数週間ほど、いつになく家事をちゃんとやってる時期がありました。
何か最近ちゃんとしてるなー自分、と思ったのですが、あるとき、ふと気が向いて、自分の意識の流れに丁寧に注意を向けてみたんですよね。
そしたら、片付けるところとか、掃除するところを探していたんです。「どっかないかなあ」って。
これは何か違うなー、どっかおかしいと感じました。
よくよく考えてみると、その時、僕は人生の進路について迷っていて、それについて真剣に考えたり、いろいろ試してみたり、話し合ってみたりしなくちゃいけない時でした。
本当に手がけなきゃいけないことから逃げるために、掃除や洗濯など、「明らかにやった方がいいこと」に時間を割いて、「僕はやるべきことをやっている」と、擬似的な満足感を得ていたんですね。
これ、家事だけじゃなくて、仕事とか他の活動にも言えるんじゃないかと思います。
自分が、最近もの凄くもの凄くちゃんとやってる!と感じたら、「もしかしたら、よりヘビーな何かから逃げてるんじゃないか」と思い直してみてもいいかもしれません。
また、自分以外でも、周囲にキチキチとやりすぎている人がいたら、それに自分を合わせて自分が疲れきっちゃうんじゃなくて、少し距離を置く方がいいかもしれません。その人は別の問題から逃げるために、そうしているだけかもしれないのですから。その人がちゃんとしていて自分がダメ人間なわけじゃなくて。