一生懸命なのにどうしても噛み合わない会話


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Ojiwakamono2007103101

 
何故だろう? こんな光景にたまらなく惹かれてしまうんですよね。

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例によって先日タリーズコーヒーにいたとき、僕の隣に座っていたのですが……

ひとりは20代前半くらいの若者。もうひとりは50代くらいのおじさん
2人ともスーツ。どうも営業の帰りっぽい感じでした。

おじさんは、
「こんな年寄りにお茶をつきあわせて悪いなあ。でも部下であるこいつと、もっと距離を縮めたいしなあ」
と思っているようです。

一方、若者は、
「自分の親くらい年が離れてる人となんて、話題ないよなあ。でも上司だから冷たくすることもできないしなあ」
と思っているようでしたね。

おじさんは、一生懸命話題を振ります。
若者は、一生懸命それに反応します。

 
 
おじさん:「最近、抹茶フラペチーノみたいのが好きなんだよなあ」

若者:ああっ! 抹茶フラペチーノ! いいんじゃないですか!?」

おじさん:「でもあれ何だっけ? こういう店の大手? スターバックス? そうそう、そこの、アズキみたいのにクリームがかかってるやつとか、あれは甘すぎていやなんだよなあ」

若者:あーっ! 甘すぎるのはカンベーンですよねー!!!」

おじさん:「そういえば、スキューバ用のゴーグル買ったんだけど、度が入ってないから、全然見えねーんだよ」

若者:へーーっ! スキューバやるんですか! ゴーグルって水泳のみたいのですか!?」

おじさん:「スキューバは、今プールで練習してるんだよ」

若者:へーーっ! へーーっ!

 
 
おじさんが、何とかして若者らしい会話をしようと努力しているのが、遠く離れた僕にもヒシヒシと伝わってきます。

若者が元気に返事をすればするほど、心がこもっていない様子がクッキリとしてきます。

 
 
毎日のように、日本中で繰り広げられているこんな光景。
全然噛みあってないのに、互いに一生懸命なんですよね。

不毛だけどある意味暖かい。
その辺かなあ。僕がこういうシーンにどうしても惹きつけられてしまうのは。

 
 
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