(上図は、脳内メーカーで「明石家さんま」を調べた結果)
ここ数年読んだ中(弾さんの真似)で、1番(……いや、ここ数年はやたら本を読んでるから、10番目くらいかな……)大事だと思った知恵を見つけました。
それは、ほぼ日の「さんまシステム」っていう、明石家さんまさんとの対談の中にありました。
最低限の流れをおさえる形で、かいつまんで紹介します。
いいのが続くわけないですから。
ダメなときもあるんです。<中略>
もう、それはね、いってみれば、
「ダメなときにどう止めるか」
これだけなんですよ。<中略>
負け分をどうおさえるか。
<中略>
ジョージ・フォアマンと
モハメッド・アリが試合したときに
アリが言ったんですけど、
「わざとボディを打たせるんだ」と。
どういうことかというと、
「わざと打たせたボディは効かないんだ」
というんですね。<中略>
やっぱり、「あかん」というときは
なにをやってもダメなんです。
そういうときには、打たせなきゃいけない。
わざと打たせたら、耐えられるんですよ。<中略>
もう、流れが決まってるときは、
どうしようもないですから。
とくに、負けてるときはね、
もう、どうおさえるか、なんです。<中略>
勝負強い人と、
ただのギャンブル好きが大きく違うのは。
ダメな人は、負けてるときにも
同じ金額をかけていくわけです。
あかんときには、
ここを下げたらいいだけなんですよね。
それだけのことなんですよ。
僕は、何かをやるとき「細くてもいいから長く続ける」のを大切にします。
少なくとも気持ちはずっと続いていると、いつの間にか出来ていたり、いつかポッと芽が出たりする経験が多かったので。
企画の仕事だって、新入社員のころから希望していたけど、最初はサポートの仕事をやることになって、でもずっと希望を出し続けていたら、ちゃんとその仕事につけたし、今は会社を超えてもある程度はディレクターと言ってもいいかなという状況にもなったし。
ブログもそうですね。更新サボっても何してもいいから、面白くないこと書いちゃってもいいから、とにかく細く長く続けると、接続数が増えていって良くなるというか。
ダンスもそうですよね。最近僕は急にスライドが上手くなったんですけど、もう10年くらい細々と試行錯誤してましたからね。
で、長く続けるコツって、この「ダメなときに、ムキに攻めずに、でも止めずに、いかにローギヤでいくか」を体得してるかどうかな気がするんですよね。
さんまさんも、テレビではたから見てると、確かに「面白いなあ!」という時期も「もう古いかな?」という時期もあったけど、ずっと続けて、今や不動の面白お兄さんな地位を獲得してますものねー。
逆に言うと「頑張り過ぎない」ってことなのかもしれないですね。さんまさんは本当に人生を楽しんでるなあと思いました。
さんま大先生に学ぶ 子どもは笑わせるに限る
上條 晴夫 (編集)