アーサー・C・クラーク先生がお亡くなりになられたそうです。
「2001年宇宙の旅」作者、スリランカで死去より:小説「2001年宇宙の旅」で知られる英国人サイエンスフィクション(SF)作家アーサー・C・クラークさんが、スリランカで死去した。90歳だった。
<中略>
クラークさんは昨年12月、90歳の誕生日に友人向けの別れのメッセージを録音。その中で、生きているうちに地球外生命体が存在する証拠を見たかったと述べていた。

「2001年宇宙の旅」「2010年宇宙の旅」「2061年宇宙の旅」「3001年終局への旅」を通して一気に読むと、人類が宇宙へとおっかなびっくり進出していき、そのさなかに、驚天動地の、今まで想像だにしなかった新しい世界観、新しい生命、新しい進化の方向を見つけていくという、ドキドキワクワクせざるを得ない壮大な交響曲を、パノラマのように楽しむことができます。
壮大な物語というのは他にもたくさんありますが、アーサー・C・クラーク先生のそれは、その質の高さと高級感がまた格別で、気持ちがいい壮大さなんです。
たとえて言うと……ソファでくつろいで、暖炉の脇でワインを傾けながら読んでるような。実際は6畳の畳部屋でパジャマ姿のままじゃがりこかじってるんですけど。