どっちかっていうと、僕はよく本を読む方だとは思います。
でもあんま書評って書かないんですよね。
だって面倒くさくて……
そんな「書評は大変なんで書く気がしないけど、それでもちょっとは書きたい」という本について、適当に散文口調で読書感想を書いていく、という不定期連載を思いつきました。
記念すべき第1回目はこれ。
経験を盗め (文化を楽しむ編)
糸井 重里 (著)
この中で、永六輔さん、山田美保子さん、糸井重里さんが言っていたことは、結構ブログ書く人にも役に立つと思いました。
永六輔さんは、ラジオの語りのポイントは、「やさしい言葉」だといいます(例:ラジオ深夜便)。
その優しさにはいろんな種類があるんだろうけど、人に受け止められるのは「やさしい言葉」だと。
で、山田美保子さんによると、そうやって信用を勝ち得たラジオのパーソナリティは、ものすごいクチコミ力を持つんだそうです。
リスナーがパーソナリティに信頼感を抱いているから、パーソナリティが紹介した商品はものすごく売れると。その個人的な信用度はテレビの比じゃないと。
そしてそれを受けて、糸井さんは、AMラジオの語りとネットでのもの書きは似てるといいます。
その特徴は「町人の言葉で、しゃべり言葉で語る」ということ。もう少しブレイクダウンすると、こんな感じです。
一所懸命にしゃべりましょう。で、難しそうにして通じなくなることに気をつけましょう。ただし、「これは難しいから言うのはやめよう」というのもやめましょう P216
いやーまさにブログの書き方そのものだなあ! 今度から「ブログを書くコツって何ですか?」って聞かれたら、上のように答えようと思います。
まとめると、
・優しい言葉
・町人のしゃべり言葉
・クチコミは信用から
です。もし何かの参考になれば。