クリスマスの日に、腐女子が胸キュン♪しちゃうような、ちょっとしたシチュエーションに出くわしました。
それは仕事の関係で、六本木のミッドタウンのクリスマスイルミネーションの前を通ったときのこと。
僕の後ろに、大学生くらいの、男2人、女1人(これが超絶可愛い)の3人組がいて、イルミネーションを鑑賞していたんです。
女A:「うわー! きれー!」
男B:「やべー! 超光ってんじゃん!」
男C:「すげーすげー!」
付近はまるで朝の通勤ラッシュのように大混雑していて、しかも通路だったので動きが激しく、しかも夜だったので、ちょっと目を離すとすぐに仲間とはぐれてしまうような状態でした。
男C:「うぉ! すげぇ人だな!」
女A:「きゃー! B! C! どこー!?」
男B:「ここだよ! はぐれんなよ! 手ぇつなぐぞ! 手ぇつなぐからな!」
そして、30秒ほどして、こんな声が聞こえてきたんです。
男C:「B! オレの手つなぐなよ!」
青春が甘酸っぱくて死にそうです。
男Bは、女Aの手をつなぎたかったのに、間違って男Cの手を握っちゃったんですね。
30秒くらいは、しっかりと手をつないじゃったんでしょうか? そうなんでしょうか?
あの3人、クリスマスにいい思い出ができましたねー
いや、もうとっくに忘れてるか。
青春とは
新井 満 (著)