オバマの大統領就任演説を日本に住む僕らに当てはめてみました。
すると…「日本を再生させるために、僕はどんな責任を負って、何ができるのか」という問いになり、結構深く考えさせられました。
麻生はダメだ、自民党もダメ、民主党も頼りない、役人も腐ってる、マスコミは嘘ばかり、大企業は鬼だ、と、批判はいくらでも言えるけど、そういうことよりも、「あなたは」つまり僕は、そんな状況から日本をリビルドさせるために、どんな行動を起こすのか、と。
チェンジが必要なのは何もアメリカだけじゃない。
もちろんお上が改革すべき点は無数にあるけど、それを待ってる以外の、1人1人の意識と行動のチェンジが、今まさに自分自身に突きつけられた、みたいな感じですかね。
なるほどねえ。そう考えると、あの就任演説は、華やかではなかったけど、やはり名演説だったのではないでしょうか。
みたいなことを、昨日3年ぶりくらいに報道ステーションを見て、古舘伊知郎がやたらと政府をdisってばかりる姿を眺めながら思ったのでした。
マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝
バラク・オバマ (著), 木内 裕也 (翻訳), 白倉 三紀子 (翻訳)