ベランダ農業プロジェクト、中間報告です。
冬の間に植えたのは空豆とイチゴ(苗)。
まず空豆ですが、他と比較したことがないからわからないのですが、まあまあ順調だと思います。
少しずつ花のつぼみも出てきて、可愛いのなんの!
今困っているのはアブラムシです。牛乳やお酢を噴射してもイマイチ。現在は有効な対策が判らないので、親指でアブラムシをすりつぶすというジェノサイド大作戦を敢行してます。
まあ、こんな小さなエリアだからできる技ですよね。有機農業の農家は本当にすごいですよ……
それにしても不思議です。冬の間はずっとフードをかけて外界から遮断していたはずなのに、アブラムシは後から後から沸いてくるんです。
僕、思うのですが、アブラムシってテレポーテーションができるんじゃないですかね? 科学者の方は一度その方向から研究してみたらいいと思います。
まあ、空豆はいいのです。
問題はイチゴ。もうダメです。どうなったかと言いますと……
「コンパニオンプランツっていって、一緒に植えたらイチゴを助けてくれるよ」と園芸店おっちゃんに教えられて買ったボリジというハーブが超巨大化し、プランター中の養分を吸い尽くしているのです。
見てくださいこのサイズの差。イチゴはギリギリ花を咲かせましたが、基本的に全部枯れていて、どれだけ養分を与えてもピクリとも復活しません。
一方でボリジ。全然育てる気はなかったのに、クロノ・トリガーで言うと黒の夢みたいに大きく禍々しいことになっています。
葉には細かいトゲのようなものも生えていて、香りもキュウリっぽいというか特にハーブらしくはなく、花も濃い紫で可愛いのだろうと思うのですが、この状況下で見ると悪の華みたいに思えて仕方ありません。
園芸店に騙されたのかな……今は、ボリジ栽培に頭を切り替えるか、頑張ってイチゴを見守るか、選択を迫られている今日この頃です。
永田農法でつくるベランダ・屋上菜園
永田 洋子 (著)