何度見ても、何が言いたいのかさっぱり判りません。
もしかしたら、ものすごく深いメッセージがこめられているのかも……
このポスターは、渋谷駅構内で見つけたものです。
駅にあるのだから、当然車内でのマナーを諭すのが目的のポスターなのだと思うのですが……いくら穴の開くほど眺めても、浮かんでくる感想は、
● どう考えても、亀を虐待している方が悪い
● マナーと変かどうかというのは関係ない気がする
といったものばかり。そして、「そういえば子供の頃、誰かのことを「変なの!」といってはやし立てるのは、いじめの常套句だったよなあ」とか、余計な暗いことを思い出して鬱になっていってすらしてしまいます。まだ月曜日なのに。
もしかしたら中世の宗教画のように、表の意味と裏の意味が異なる、かなりラディカルなポスターなのかもしれませんね。今週いっぱいはこの謎解きだけで楽しめそうです。
イコノロジー研究
エルヴィン パノフスキー (著), Erwin Panofsky (原著), 浅野 徹 (翻訳), 塚田 孝雄 (翻訳), 福部 信敏 (翻訳), 阿天坊 耀 (翻訳), 永沢 峻 (翻訳)