「ウメ」って名前は、きっと流行った当時は、
「なんて名前にしようか……あ、梅の花が咲いている。可愛らしいなあ……この赤ちゃんも、梅の花のように愛らしいから、名前は『ウメ』にしよう」
みたいな感じで、愛情とセンスに溢れるネーミングだったはずなのですが、2009年現在ではお婆さん名の代名詞みたいな、少し残念なことになってしまっていますね。まあ今後はわからないですが。
いずれにしろ、このロイターの例のように、完全に意味的な矛盾を起こしているよりは、よっぽどいいと思います。
「ロイター.co.jp」というサイト名なのに、ドメイン名が「jp.reuters.com」になってしまっているんですよね。
きっと昔は「reuters.co.jp」だったのが、何らかの都合でreuters.com内に統合されてしまったのでしょう。いや残念。こんな残念な名前は久しぶりに見ました。
僕もWebサービスやWebサイトのディレクションの一環で、名前とドメイン名を決めるときは、将来こういうことにならないよう、事前に半端なく気をつけるようにしています……いつも必ずちょっと後悔するんですけどね……
名前力 ~名前の語感を科学する~
黒川 伊保子 (著)