林さんから「PooPooTV(プープーテレビ)」というDVDをいただきました。
これはデイリーポータルZ内の同コーナーをDVDに焼いたもの。「これからは動画が来るらしい」という噂だけではじまった、短い動画を毎日公開するコーナーです。
1本は大体1分前後。ネットで見るにはちょうどいい長さなのですが、果たしてDVDではどのように編集されているのでしょうか。さっそく観てみました。
(鑑賞中)
全く編集されていませんでした。
オープニング映像とかは一切なくて、いきなり本編がはじまります。
それぞれの動画の間にも何も余計なアニメーションなどはなく、淡々と、次々と次の動画が再生されていきます。
個々の作品も、特にメリハリがあるわけではなく、ずっと同じ、ローテンションで草食系ぎみで、クスクス笑いがずっと続くような映像が、延々とただただダラダラと流れ続けます。
あ、これ……もしかして、
ビデオドラッグ?
そう、なんかその種の、お酒っぽい不思議な酩酊感を感じるビデオなんです。
アンビエント感たっぷり。BGMとして流して無視しようと思えばできるし、観てようと思えばいつまでも観ていられる。
たぶんこれ、3~4人くらいで、おしゃべりしながら見てたら面白いんだろうなあ。副音声モードに林さんたちの解説が入っているのですが、ああいうのが一番このDVDの正しい楽しみ方なんだと思います。
Webで観るのとは全然感覚が違います。デイリーポータルZはまたしても禁断の果実を口にしてしまったようですね。
Amazonでは未発売(なんで!?)なのですが、こちらから購入可能なので、ご興味のある方はぜひ手にしてみてくださいませ。
死ぬかと思った
林 雄司 (編集)