最初に見つけたのは、URAMAYUの中の人でした。
URAMAYU:「すごい。逢坂議員からレスが来てる」
昨日行われた、橋本岳衆議院議員参加のイベント「Twitter × 政治」のワークショップを中継していたハッシュタグ#twpo宛に、逢坂議員から直接つぶやきが届けられたのです。
橋本さんと逢坂さんは、それまでやりとりをしたことはなく、これが最初のコンタクトだったとのこと。
橋本さんは津田さん冨美ちゃん庄治さんとトークイベントの真っ最中で、一方逢坂議員は函館。
橋本さんは自民党。逢坂さんは民主党。
さらには、こんなコメントも。
橋本さんも、
場所も立場もシチュエーションも全て乗り越え、ビックリするくらい気軽なコミュニケーションが発生した、プチ歴史的瞬間を目撃しました。
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それにしても昨日は、コロンブスの卵な発見があったイベントでした。
発見というのは……「僕たちは、もっと気軽にそして積極的に、政治を話題に話し合っていいよなあ」ということ。政治家や官僚に文句を言うんじゃなくて。
昨日の橋本さんは、衆議院議員の先生というよりも「政治が好きなあんちゃん」といった風情の人でした。
彼は、もっとみんなに国政に興味をもって、日常的に気軽に話題にして欲しいと言います。
また、議員をお上扱いせずに、気軽に声を届けて欲しい、と。
でも国民側が、議員と自分たちの間に壁を感じていると、自分の考えを「議員に伝えること」を最初からあきらめてしまい、結果として議員は国民の生の声を拾いにくくなるし、国民の側もフラストレーションが溜まって「政治家はダメだ(オレたちのことが判ってない)」と毒づくことになる。
でも、実は結構、声を伝える方法はあるらしいのです。橋本さんは昨日、
「何か議員に伝えたいことがあったら、最近の議員さんはみんなホームページ持ってて事務所の電話番号載ってますから、気軽に電話ください。党や国会で決定してから意見言われても何もできないので、できるだけ早めに」
と言っていました(トリビア:【Tsudaる事始め】津田さんは、政府や役所その他の団体に関しては、早めに知って、決定が下る前に意見を言うことが重要だと肌身に感じて、2007年から「Tsudaる」ことを開始したそうです)。
加えて、昨日のワークショップ参加者の中の1人によると、内閣メルマガで時折行われるコメント募集&投票など(たぶん官邸ホムペのご意見募集コーナーも)は、政府の相当上の人も結構読んでいるとのこと。
政治は自分たちの生活とダイレクトに関わるものだから、今よりももっと自分に引き付けて、日常的な話題にたり、アクションを起こしたりしてもいいのでしょうね。