やった! 家の無線LANはWPA2なのに、ニンテンドーDSでドラクエ9のWi-Fiショッピングができた!
旧ニンテンドーDSは無線LANの暗号方式としてWEPのみに対応していますが、実はこのWEPは一瞬で解読されてしまうという、セキュリティ的に非常に脆弱なものなのです(DSi以降はWPAに対応)。
だから、家の情報部分が全てやりとりされる家庭内LANでWEPを使うなどもってのほか……なのですが、そうすると、家ではニンテンドーDSの無線が楽しめないということになってしまいます。
そこで今回の方法の出番。最近あちこちにモニター試用レポートが上がっている「Personal Wireless Router(PWR)」をNTT-BPから借りたので、これをブリッジにして、接続実験をしてみました。構成としてはこんな感じ。
結果は見事に成功。家庭内LANのセキュリティは確保したまま、ニンテンドーDSでWi-Fi通信を楽しめました。
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今回はたまたま借りたPWRで接続しましたが、別に他のルーターのブリッジモードでもできると思いますので、ハードなニンテンドーDSユーザーはぜひご家庭内に導入されてはいかがでしょうか?
それにしてもこのPWRっていうガジェットを使っていると、妙にSF的な未来に住んでる気がしてきます。PWRは少し前から一部ハードなネットワーカーに人気の「モバイルルーター」というジャンルに属する機器で、以下のようなメリットがあります。
- PCやその他ネットワーク機器(ニンテンドーDSなど)に直接つながないので、機器側のバッテリーを消費しない
- 自動的にその場所での最適なネットワークにつながる(Wi-Fiがあればそちらに、なければdocomoのHSDPAに)
- 周辺にいる人最大8人まで同時につながる
なので、タリーズにいてもどこにいても、アッという間に快適なネットワーク環境を構築して、仕事したり会議したりネトゲしたりできます。
何よりも、モバイル機器に最も大事な「ファッション性」が意外と高い。
小さくて、丸っこくて柔らかそうで、スッキリしたデザインで。
普通に可愛いです。女性のバッグなどに入ってても「なにこれ万歩計?」みたいな感じで違和感ないデザイン。
まだこのPWR、もうすぐ発売でまだ非売品らしいのですが、ホームページがありますのでご興味のある方はチェックしてみてくださいー。
Linuxによる情報リテラシー入門
岩堀 祐之 (著), 伊藤 宏隆 (著), 李 鼎超 (著), 舟橋 健司 (著), 高木 浩光 (著)