先日も「彼はヒップホップではありません」とつぶやいたばかりで、確かにエネルギーはすごかったけど、僕的にはなかったことになっているMCハマー。
自称ギークなんですってね。
ラップ現象を巻き起こし、自らをギークと自認するMCハマーが、音楽レーベルの行うアンチパイラシー戦略を批判している。ハマーは、ファイル共有ユーザ個人やISPに責任を求めるレーベルの判断は、正規のリスナーを 遠ざけるだけの失敗だったと語っている。
P2Pとかその辺のお話より:
「パイラシー戦略」ってのは海賊行為のことです。違法コピーとか。
そして、このインタビューで、MCハマーは、ことごとく突っ込みどころはあるのですが、結構いいことを言ってるんです。
「殺人があった、銃が使われた、だからといって、拳銃を販売した店主を逮捕しにいきますか?そんなことはあり得ないでしょう。逮捕されるのは殺人を犯した人物です。このケースでいえば、フリーウェイを利用してコンテンツを盗んだ何者か。フリーウェイを作った人ではありませんよね。」とハマーはいう。
なるほど。このアナロジーを使うと、海賊行為をしやすいソフトウェアを作ったり、インターネットを使うことに関しても、拳銃の製造や販売、車の運転と同じように、規制や免許が必要ということにもなりますが、でも言いたいことは判りますね。
「CDの包装を開封するなんて激しい運動を、どうやったら彼らにさせることができるのか、見当もつきませんね。実際、CDを開封しようとしたら、信じられないくらい大変でしょ?カッター使わなきゃいけないとか、開封するだけで一苦労。そしてなんとかCDを開封したら…、結局、PCに取り込むんですよ。」とハマーは付け加えた。
なるほど。CD開封作業がハマーダンス以上のカロリーを必要とするとは思えませんが、
それでも最終的にはPCに取り込むという部分はそうですね。
そしてWikipediaを見ると、現在の彼は、
現在は音楽活動から距離を置き、携帯電話のセールスマン等を経て牧師(宣教師)として活動している。
だそうで、なんといいますか人に歴史ありですね……
MCハマーの教会、行ってみたいです。出てくるときはヘトヘトで汗だくになってたりして。
MC Hammer
Frederic P. Miller (編集), Agnes F. Vandome (編集), John McBrewster (編集)