「日本はこれから、高齢化もするし、若者は覇気がないし、経済も右肩下がりで、どんどん悪くなる一方ですよ。もう考える点は、いかに再生するかじゃなくて、いかにソフトランディングするかしかないね」
という暗い未来の声ばかりが聞こえてくるようになって久しいですが、
高齢化も、若者の覇気のなかさも、経済の下降も、全てを新しいコンセプトでポジティブなこととして見直し、新しい、ワクワクするような日本を作ることについての、経済アナリストの藤原直哉さんの講演の音声ファイルです。
2時間くらい? バカ長いのですが、話し方がうまいせいもあって、楽しく聞けます。ご興味のある方はぜひ。
● 藤原事務所の「ロハスで愉快な仲間たち」 2009年11月14日 藤原直哉 講演:日本再生への突破口と道のり(1/2)
● 藤原事務所の「ロハスで愉快な仲間たち」 2009年11月14日 藤原直哉 講演:日本再生への突破口と道のり(2/2)
ポッドキャステイングもあるので、電車の中で聞くのがいいと思います。
原丈二さんの「21世紀の国富論」を読んだ時も思ったんだけど、「ここが問題だ」「ここがダメだ」、あと「こうすべきである」。も同類だと思うのですが、とにかくこういうトーンの言説はネットにも他にも大量にあって、それはそれで大事ですが、そういう攻撃系ばかりだと、どんどん辛くなっていくので、「こうがいいよ」という、栄養補給の側がもっと出てくるといいんだけどなー。栄養補給側の提案や発言をするには、想像力も必要だし、叩かれもするので、大変ではあるのですが。
無血市民革命が起こった―未来へのマニフェスト
藤原 直哉 (著)