3Dで観る映画がポツポツと出てきていますが、メガネかけなきゃいけないし、ずっと3D観てたら疲れそうなので、あんま興味がなかったのです。
でも、アヒル口女子まつゆうにチケットをもらったのをきっかけに、実際に3D映画を観てきました。
観たのは『クリスマス・キャロル』。チャールズ・ディケンズの代表作を3Dアニメにした、ディズニーの作品です。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキス監督。ジム・キャリーがモーションキャプチャーを7役もこなしています。
今気がついたのですが、3Dアニメを3Dで観るという、二重に3Dなことになっていますね。
映画館に入ると、目全体を覆うような、割としっかりしたゴーグルを渡されます。紙でできたペラペラの赤青のメガネよりは、ずっとかけやすい印象。
実際映画が始まると、最初は「おおっ! 3Dだ!」と、確かに驚きます。飛び出してくる3Dではなくて、奥行きを感じるタイプの3Dです。
しかし10分もすると、慣れてきます。3Dの驚きもなくなる代わりに、目も疲れません。結局100分程度の作品を、特に苦もなく観ることができました。
ただ、この映画を観た直後に別の動画を見ると、なんかペラペラしたものに感じてしまうんですよね。
その意味では、3Dってのは、Blu-rayなどと同じく「一度体験してしまうと、それ以前のものが物足りなく感じてしまう技術」なのかなと思いました。
さて、
肝心の映画の内容ですが…
日ごろ「ビジネスだ!」「利益だ!」と口から紫の煙をシューシュー言わせてる人たちには全員観て欲しいというか……