今の世の中、「経済」が、最も大事な問題のひとつであり、また、最もエキサイティングな領域のひとつでもあることは、疑いの余地がありません。
そしてそんな経済を、もう10年間、広く易しく、無料で、ほぼ毎日いや時には1日3回も解説しようとしてくれている村上龍さんのメルマガ「JMM」は、本当に素晴らしいお仕事だとは思うのです。
……思うのです、が……
……えっと、たとえば宋文州さんのメルマガと比較してみましょうか。
宋文州さんのメルマガは、まあだいたいこのような感じです。
記事数:2本
記事1:1390文字
記事2:2361文字
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合計 :3751文字
そして、JMMのメルマガは、だいたいこんな感じ。
記事数:9本
記事1:663文字
記事2:1571文字
記事3:2514文字
記事4:1467文字
記事5:2611文字
記事6:1506文字
記事7:1825文字
記事8:2834文字
記事9:5898文字
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合計 :20889文字
カステラのときと同じフォーマットで恐縮ですが……
長すぎ(号泣)。
だいたいいつも途中で挫折し、そのうち処理しきれないほど溜まって、そのうち罪悪感から退会してしまいます。
しばらくするとまた入会し直して……この10年、ずっとその繰り返しです。
経済のことはちゃんと知りたいので、しっかりと読み続けていきたいし、いつも購読しはじめるときは楽しみでワクワクするのですが……
いや、何も無理に短くして内容を薄くして欲しいわけではないのですよ。
確かにちょっとネットで読むには冗長すぎる文章もありますが、説明するにはある程度のボリュームが必要な案件もありますし。
だから……そうですねえ、例えば今まで1回のメルマガに詰め込んでいたものを数回に分けるとか、本文とリファレンスに分けるとか、ひと段落辺りの文字数を調整して空行を増やすとか、より会話的な体裁にするとか、何か提供形態の工夫をすることで、毎日きてもストレスにならないメルマガになると思うのですが、いかがでせうか……
新 13歳のハローワーク
村上龍 (著), はまのゆか (イラスト)