昨夜お風呂で、子供が「うんちー」と言うので何かと思ったら、湯船にうんちがプカーンと浮いてきまして。
想定外の出来事に慌てていたのだと思います。
今思うと、とっさに手桶でうんちをすくいあげ、トイレに捨てれば、被害の拡大を最小限に抑えることができたのですが、そのとき僕は何を考えたのか、とっさに湯船の栓を抜いてしまいまして。
栓を抜いたせいで浴槽内に生まれた水流が、見る見る内にうんちをバラバラにし、湯船の中に拡散させていきます。
慌てて脱衣所で紙ナプキンの類いを探しますが、見当たらないのでおしめで代用。
そこからは矢継ぎ早に、普段決して行わない緊急対応を次々と実施して行きます。
湯船の中に散らばったうんちを金魚すくいの要領で拾い上げたり。
排水溝に溜まったうんちを必死でかきだしたり。
おしめからこぼれ落ちそうになったうんちを空中でキャッチしたり。
さらにさらに。集めたうんちをトイレに行って捨てているほんのわずかの間に、子供が「どーん! どーん!」とかけ声をあげながら、おもちゃやらシャンプーやら桶やらを次々と湯船に投下。気づいたときには既に遅し。
もはや場当たり的な対応では、事態を収拾することはできません。
仕方が無いので、子供を出した後、1時間くらいかけて風呂場の全面清掃を執り行いました。
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初動を間違えたせいで大変なことに……
痛恨の極みです。
起きてしまったことは取り返しがつかないのですが、せめて次に同様の事態が発生した際には適切な対処ができるよう、もっとプロになるべく努力しようと思います(何の?)。
それにしても、全ての出来事は、象徴的に見れば気づきと暗喩に満ちていますね……
みんなうんち
五味 太郎 (著, イラスト)
隠される原子力・核の真実
小出 裕章 (著)